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漢直ノート

日本語入力方法の一つである、漢字直接入力(漢直)の練習日記や、日々のつれづれ事を書いています。

「々」の扱いについて

2006/09/09 Sat 23:04:05

私は「々」を記号キーで打ってます。自分で設定したのかな? と思っていたらTUT-Codeでも「々」を漢字の運指とは別に、記号や句読点と同じ扱いになってました。なので、その設定をそのまま奏コードでも真似した模様……すっかり忘れてました^^;

それで気になって「々」を調べた所、「々」は漢字ではないようなんですよね。それどころか「字」でもない(!)ようです。
大修館書店漢和辞典編集部の漢字Q&Aコーナーによると、

 この字は、実は「字」ではありません。アルファベットのような表音文字であれ、漢字のような表意文字であれ、「字」であるためには、少なくとも一定の「音」を表している必要があります。しかし、この「々」の場合、「人々」と書けば「びと」、「品々」と書けば「じな」という具合に、その読み方は千変万化、トランプのジョーカーのような役割を果たしています。
 ではこれは何かというと、強いていえば「記号」でしょう。そこで、JIS漢字の世界などでは、これを「繰り返し記号」と呼んでいます。また、「々」は「仝」(「同」の異体字)の草書体から生まれてきたとされるところから、「ドウの字点」と呼ばれたり、漢字の「二」から生まれてきたとされるところから「ニの字点」と呼ばれたり、直前の文字を繰り返すことから「おどり字」と呼ばれたりしています。
http://www.taishukan.co.jp/kanji/qa_mean.html#Q2003



――だそうです。なるほど、きっとTUT-Codeはそういう所まで調べて配置したんでしょうね。さすが。
ちなみに「〆切」の「〆」は「しめ」という音を持つので、立派な「字」だといえるそうです。あ……この字打てないや。
このサイトのQ&Aはかなりつっ込んだ質問にも答えてあって、面白いです。それに大量に質問と答えがあるので、ついつい読んで時間が過ぎていってしまう~。
  1. 日常

05/06/26の日記

2006/09/07 Thu 22:17:09

《過去練習日記》
またPSSでの学習速度が加速してきている……。あまりやりすぎるのもよくないので、少し抑えなければ。
配列が終わったのが大きいのか。
今まで暗記回路になってなかった脳が、段々と暗記回路になってきたのかも。
なんとなく、覚えるのが早くなってきた気がする。

そしてまた、配列表を書いたり問題登録をする方が追いつかなくなって、手首の痛みが再発してしまった。痛い。。。。
明日、テーピングテープを買ってきます……。
問題を登録する時のマウスの動作のせいで、腕と手首がとても痛くなってしまった。これは、我慢するには、ちと厳しい痛みです……。苦しい。

昨年のTUT日記を見ても、やっと登録が終わった、登録が登録がって、登録の事しか書いていなく、いかに私が問題登録と格闘してきたかが分かります。
昨年は、配列表を書かないですんだのでその点は楽だったのだけど。
今回も同じだよう。まあやるしかないのだけど。 


熟語の練習をする時は、数字を呟いてます。い~ち、に~い、さ~ん、って。
数字は何故か右脳がはたらくから。何故だろう、でもそうなのです。
思い込みの可能性はあるけど、漢字が打てなくなるというれっきとした事実と、PSSによる正解率の数字が出るので判断しやすい。数字をつぶやくのは、心の中での音読を避ける為です。

普通に漢直を覚える場合はそこまで拘る必要はないと思う。
ここら辺は単なる自分の好みだよね。
私は元々騒音がとても苦手なように音に敏感なのと、せっかくの漢直なので、出来るだけ音を排して脳への負担を減らしたいという好気心。

平仮名をPSSで打つ時も、数字をつぶやくようにしてみた。今までは入力する平仮名とは違う平仮名を呟いてたんだけど、それは結局左脳を使う事になるので諸刃の剣だった。
数字と日本語は脳の違う所を使うんだね。面白い。人によって違うのかな。


広辞苑からせっせと問題を写す方式に、限界を感じている。この手首の痛みはいかんともしがたい。
何しろ問題を大量に消費するので、何十単位ではなく、何百単位も問題を写して作らなければならない。そんなのは無理だって。

で、考えた結果、PSSにはデフォルトで英語の問題集がついてくるのですね。これを改変して漢直用問題集に流用してみればどうかな? と試してみることにしました。。
これもコピーペーストが必要になるけど、まだましな筈。
分野やレベル別に揃っていて、なかなかに面白そう。英語だけれども、日本語のレベルとも意外と似ている。


……やってみた。あああ、何故かPSSEditorは、コピー&ペーストのショートカットが使えないのを忘れていた。(☆補足 現在のバージョンでは出来ます)
これでは無理ですよ。
何故使えないのだろう? 謎ですなあ。。。とにかくこれは痛い。
あ、いやペーストのショートカットは使えるんだよね。コピーが使えん。何故……。
んーあきらめようかな。

ぐ、ぐあっ! 今、思い出したっっ。 
PSSは、csv形式でデータのやり取りが出来るのであったー! 
あああっ、今頃思い出すなんて、遅い、遅すぎる。でも嬉しい。
あ、でもこれ、予備のPCだからエクセル入れてなかったけ……。うっぐぐぐ。
だいたい、このメモリでExcelを動かすのは危険じゃ。
ま、とりあえず軽そうなソフトを起動して……。

ええっと……何だ。
出来ましたっ。万歳~! やっぱりcsv形式だと加工が楽だー。
今の所二打鍵も三打鍵も、頻度もなにもめちゃくちゃだけど、それでもいいっ。 
配列表が表示されないけど、それは自分でヒントに入れていくことにするよ。
これで反射打ち練習の問題は、クリアだね。

しかしあまりにも問題がバラバラで、体系付けて練習出来ないというのは欠点だね。

と……いう事は……。
問題を、昇順に並べかえ、順番に解くとかはどうかしら? いいかも。あいうえお順になるのか……。
んー、効果あるのかな。。

☆補足
ここら辺の日記はごちゃごちゃしてるので少し補足すると、PSSEditorには最初から英語用の問題集がついてきます。
その問題文(日本語の部分)を、漢直用の練習問題に流用する方法を模索していたのでした。
そのための加工をするのに、いったんcsv形式でインポートして別ソフトで読み込むと楽に加工が出来る、ということに気がついて喜んでいた頃の日記ですね。加工してからエクスポートします。


眠るのって、大好き。さっきつい眠っちゃったら、楽しい夢を見た。えへへ。
さて……。
csv形式という事はカンマ形式という事。という事はもっと融通がききそうなんだけどなあ。
つまり縦一列のデータがあれば、自分で加工できるわけだから。
あとはカッコや、うに線の処理をして……。それでも、う~ん。

で、他の問題集作成方法も考えてみた。
自分のAtok登録辞書から問題集を作ろう作戦。これもPSSのエクスポート機能を使えば出来る気がする。
というわけで辞書を見てみた。
……なんか自分のime登録辞書があやしいよ。
「発光物資」とか、「溺死死体」とか、「マーブルチョコ」とか、「ゴホッゴホッゴホッ」、とか、「貧相じゃ」、とか、「偽艦長」とか、なんなんだ……。
わけわからん。一つも登録した記憶が無い。。。

ま、そんな事はどうでもよいのですっ。問題集どうしようー。こんな登録辞書じゃ使えない。
問題が足りないんだよね。100、200じゃどうにもならないよ。
その点、他の漢直は「うなぎぎぎ」があるからいいな~っと。
みんなどうやって問題集を作ってるんだ? 私も1000程度は自分で作ったけど、単語単位となるともう限界。


さてさて。
色々いじってたら、PSSeditorがひんぱんにかたまるようになってしまった。これはまずいですよ、どうしようかなあっと。
ゆずプリンでも食べながら考えるか。
モグモグ……。うまー。
んっと。

ううんっ。原因が分かりましたっと。よしよし。
さっきまで焦ってたけど、落ち着きました。
  1. 漢直練習日記

漢直と漢字つれづれ

2006/09/05 Tue 20:47:17

はー、季節のかわりめで風邪ひいて寝込んでしまいました。
この「風邪」という言葉はなかなか風流ですね~。何となく打つのが好きな言葉の一つです。「風邪」自体はもちろん好きなわけじゃないのだけど。

「邪」は2打鍵で打てるようになっているので、自分が使う中では頻度の高い漢字らしいです。でもPBという運指なので、2打鍵の中では頻度が低めの漢字ですね。。
と 運指で当時の自分の漢字の使用順位がだいたい分かるのは、一見便利なような気もするけど、特に実用性はなかった……。

それはそうと、漢直練習はだいたいは楽しいのですが、長くやっているとどうしても興味の持続という点が問題になってきます…。
tastieraさんが前に、「継続的な練習の必要性」と「関心の持続」をどこかで取り違えているかもと書かれてたのを読んで気がついたのですが、8/25書いた漢直練習の没案なんかは「練習の効果」よりも「興味の持続性」に焦点が当たっているなーとあらためて思いました。
日常の文章なら打てるようになっているけれど、ちょっと違う分野だとパッと運指が出てこない漢字も結構あって、一体どれくらいの量の漢字を常に暗記出来ている状態ならいいのか、目標設定がなかなか悩ましいです。。
  1. 漢直練習日記

カタカナの特徴

2006/09/01 Fri 22:13:31

今、カタカナは親指連続シフトで入力しているのですが、これが結構楽です。
私は今まで3回ほど親指シフト系配列に挫折してきたので、親指シフトに結構苦手意識があったから、すんなり慣れることが出来てほっとしてました。

で、何ですんなり慣れたのかな? とちょっと振り返ってみると、もしかして日本語の場合、カタカナは「(ほとんど)名詞にしか使われていない」という点が意外と大きかったのかも、と思いつきました。
結果として、親指シフトは固有名詞の連続シフトのみに使う事になるので、リズムがとりやすいし、頻度の大きい2-gramをシフトで分断することもないし…。
これまた思いつきだけど、ちょっと書いてみました。

あとは、変換キーをシフト機能のみで使う事が出来るようになった為、「変換機能」「シフト機能」が同じキーでバッティングしなくなった点もとても大きい気がします。

  1. 配列関連

05/06/25の日記 2

2006/08/30 Wed 22:38:08

《過去練習日記》
前に書いた、「将来使いたい漢字が変な場所(キー)にあったら」問題についてずっと考えていて。
私は変換キーを記号キーとしている。これを使えば問題ないのだけど、漢字や単語を変換キーを使って打つのは嫌かなと。

というか実際に今のところは困ってないので、現実に起こった時のシミュレーションが出来ないのだ。だから机上の理屈になってしまう。でも、将来確かに困るだろうと思うのだ。
ああ、もっと早くに気がついていたら……。気がついていたんだけど後回しにしている内に、配列がいつの間にか、いい場所は終わっていて。うう、もっときちんと考えておけば。
と、今、落ち込んでますよ……。

ついでに他の欠点も。
え~と、漢字が意外と打ちにくい場所が多いこと。
これは私の奏コードが、カタカナもホームポジションで打てるので、その分の漢字に割りてられる場所が減ってるため。
それと三打鍵漢字はtutに準じてるんだけど、TUTの三打鍵は打ちやすい所が元々多くない……。そこら辺は仕方がないし、数字段を使うよりは楽だと思っているし、頻度の高い漢字は入れ換えをする事で被害を最少減にしてるけど、もちろん完璧とは言えない。(完璧を漢直でめざしたらえらいことになるのは分かってるんだけどね、いやはや)
打ちにくい漢字の使用回数は、平仮名や頻度の高い漢字に比べれば、とても少ない。
出現回数で言うと、「い」が35450回 のところ、今、迷ってる漢字は10とか15とかだし。
出現率でいうと、0.001 か、0.002%です。
しかし……でも気になるんだよね。多分平仮名と違って、打つ時に意識的になるからではないか。
まあでも実際に使う時は、あまり気にならないかな? ならいいんだけど。
ただ前に書いたように、新しい分野にはまった時にどうなるか。これが恐くって。気にしすぎなのか?
しかし三打鍵漢字は、打ちにくいのは、本当に打ちにくいので……。
あ、なんかエンドレスってる。


ああ、しつこく悩んでいる。いつかのために、今のうちに良い場所の三打鍵位置を空けておいてもいいけど、そうすると普段打つ漢字を悪い場所に配置せざるをえなくなるし。

んでもう一つの欠点? 
これは人によると思う。
入力する時に、「平仮名」にするか、「漢字」にするか、迷う言葉があるという事。
もしくは、何通りかの候補の中で、どの漢字にするか迷う。
この一瞬の判断が軽いストレスになってます。まあやがて、統一されてくだろうけど……。
たとえば、
「ない」 「無い」
「よい」 「良い」
「出来る」 「できる」
……ここら辺の単語は、いつもどっちにしよっかな~って、ほんの一瞬迷う。
「聞く」、「聴く」、とか。

かな漢でも、こういう判断は変換時にあった訳だけど、特にストレスは感じなかった。
変換する時に間が空くからかな。
漢直の場合は、普段はそういう事を何も考えないので、特に際だつのかも。
もしくは、変換キーを押すのと、運指が全く違うのとでは、やはり判断にかかる事前のコストに差があるのかな。
まあこういう場合のストレスは、自分の意思を表現するためなので、横着してはいけないって事かな。漢直だと細かく選択が出来る。今までは機械まかせの部分が大きかった。


☆補足
漢字で打つか、平仮名で打つか、入力する直前に一瞬迷うことは今でもあるけれど、今はだいたいパターンが出来たので、迷うことはだいぶ少なくなりました。
最初の頃は、迷ったら漢字で打っていた事が多かったような覚えがあります。
「たとえば」と打つにも、「たとえば」と打つか「例えば」と打つか……漢直を初めた頃は、自分の中の規則が出来ていなかったので、結構考えたりしてましたー。


熟語、広辞苑で順番に登録してったけれど、無駄が多いと思うようになってきた。だいたい、自分の興味の無い分野も混じってくるし、つまらないよね。
それに一単語が短いのも実用的でない。
という事は……。
好きな分野から、色々単語をコピーして登録してこうかな。
しかしそれをやると漢字がかたよって、厳密な練習ができなくなってしまう……。
ま、いいかな? 
そもそも順番にやっていくと言っても、広辞苑の単語を全部登録するわけにはいかないぜよ。
あとは好きな漢字からやるとか……。最後に嫌いなのが余ってしまうね。その頃には、漢直練習そのものにも飽きてるだろうから、いっかな。


ひえええええっ、PSSの履歴が全部ふっとんでるううううっ。
どっどっどっ、どうしてなんだーーーーーーーーーーっ。
あ、あ、訳が分かりました。早とちりでした。


打てるようになってる漢字を復習する時は、わさと、ぼ~~っとして打ってます。ねじを緩めてる感じ。すると、おや? 打てる筈なのに、という漢字が打てなかったりする。
最初に覚える時もこういう風な状態だといいみたいだけど、さてどうでしょうか。。
無理矢理反射で打つ練習をしてるけど、これが難しくてね。
小さい頃から打っていれば簡単なんだろうけど、大人になってからは、この「反射で打てる」状態にいたるまでの練習に、一番時間が取られる予感がします。
  1. 漢直練習日記

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