漢直ノート

日本語入力方法の一つである、漢字直接入力(漢直)の練習日記や、日々のつれづれ事を書いています。

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交互打鍵プラスアルペジオ打鍵

2006/08/16 Wed 21:22:09

遅ればせながら、交互打鍵とアルペジオ打鍵について、ちょっと書いてみようかな、と。
何と言っても、今使っている配列の平仮名は交互打鍵率100パーセント! おおー。
でもあまりそういう意識は無いんですよね。漢字の打鍵があるから、実際の交互打鍵率は65~70パーセントくらいでしょうか。
漢字の交互打鍵を含めるともっと割合は高くなるけど、漢字を打つ場合は気分が変わるから、あまり交互打鍵という気はしないですねぇ。。

交互打鍵が100パーセントで平仮名を打っているわけですが、練習したての頃と、習熟した場合とでは打ち方が全く違っています。

練習したての頃は、左手→右手、左手→右手、とまさに「交互」に打っている感覚があります。リズムで言うと、イチニ、イチニ って感じかな…。

でも慣れてくると、左手と右手が独立して動く感覚になります。
左手は左手のみでの運指回路が独自に出来、右手は右手のみの運指回路が出来てきて、それぞれがその独自の運指を元に打つ、という感じ。

たとえば、
SJ DI SJ DK――という打鍵があったとします。
これはS→J、D→I、 S→J、D→K
という左から右への完全交互打鍵ですよね。
最初の頃は、この矢印のように左→右、左→右、と打つ感覚があるのですが、何百、何千回も打っていると、
左手側に『このフレーズの場合SDSDと打つ』 という回路が出来、右手は右手で『このフレーズはJIJKと打つ』 という回路が出来ます。
そうなると実際に打つ時は、左→右 の感覚ではなく、左手は独自に「SDSD」と打ち、と同時に右手も独自に「JIJK」と打つ感覚になってきて、交互の感覚はほとんどなくなります。
ここではQWERTYでキーの場所を書いたけど、もちろんアルファベットで覚えるのではなく、実際には運動情報として脳や指にストックされていく感じです。
交互率100パーセントだと常に左手と右手が平行で動くので、運動情報の短縮を自然と脳が行うのではないかな……?と想像してます。

この状態は特に打ち慣れているフレーズの時に起こり、その時に楽な運指だと打つのがスムーズで心地良いし速度も早くなります。
そういう事に気がついたので、奏コードを作る時は頻度の高い2-gramは、交互打鍵ながらも、左手と右手をそれぞれ独自の運指としてアルペジオ(Wアルペジオ)になるように、意図的に配列しました。
上の例だと「SDSD」「JIJK」と、左手も右手もアルペジオになっていて、入力される文字は「しました」です。
運指表として書くなら「SJ DI SJ DK」と交互になるけれど、感覚としては「SDSD(左手)」と「JIJK(右手)」をわずかな時間差をつけてほぼ同時に打つ感じです。
右→左でも左→右打ちでも、同じ文字が入力されるようにしているので、手の順番が逆になっても正しい文字が入力されます。
こういうPhoenix形式に出来るのも、完全交互打鍵の長所かなぁと。

……とか書いてきたけど、交互打鍵率が高い配列……特に100%にもなると、最初打ちにくさを感じる人がいるのは当然なことかもと思います。
ketttさんの交互率100%は高速域では辛いという感想や、Wineさんのファジーな方が心地いいという感想も、ああ、そういうことはあるだろうなーと読んでいて思います。違う配列を打っての感想を、ここで取り上げさせて頂くのはちょっと迷惑かもしれないけど(^^; 似たように思う人は結構いそうな気がしました。
それに完全交互打鍵を打っても、左右が分離しないで普通に交互のままの打鍵になる人もいそうだし。。
なので、交互100パーセントの配列を打った人が、自分と同じ感覚になるとは限らないけど、交互100パーセントの場合こんな特徴もあるんだよ、って部分を書いてみました。
頻度の高い2gramが打ちやすいと、無連想でも良く使う運指から早く覚えていけるし、慣れると結構早く打てる(自分比)んですよー。
自分では、「です」「ます」「けど」「ない」などの良く使うフレーズをスムーズに打てるようにこだわった所など、わりと思想が飛鳥に似てるかなと思ってます。でも、普通はそう思われない気がする(^^;;)
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  1. 奏コード

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Comment

[by kettt #rWr4Zrkc URL]
2006/08/17 Thu 19:50:57 [Edit]
 SKYで約5%ずつ交互打鍵率を下げていき、どこで安定するか調べてみた限りでは、65%~70%が最適ではないかと感じました(この数値、左右使用比率や、交互打鍵が連続する長さを考えないと本当は意味がないんですが……)。配列全体の中での交互打鍵率自体は、奏コードとどうやら近似しているみたいですね。
 交互+アルペジオはやったことはありませんが、いま試してみた限りでは、かなりいい運指だと感じました。行段系には真似できない組み合わせです。行段系だと同じ母音の連打が多いので、片手のみの運指回路に同指連打が多く出るのがよくないです。交互打鍵のみに頼るのではなく、片手ごとの運指にも気を遣ってこそ交互打鍵が生かせるんだなと再発見できました。
[by みのり #- URL]
2006/08/17 Thu 21:21:11 [Edit]
>SKYで約5%ずつ交互打鍵率
これはとても面白い実験ですね。他の割合ではどうだったかも知りたいです。
この「安定する」という感覚なのですが、母音の連打との関係が大きそうですね。
子音でも同指異鍵がやや増えてしまったりと、行段系かつ交互の場合、行と段の規則にどうしても縛られてしまのでスムーズな運指を作るのは、カナ系と比べると難しそうです。
私が奏コードを作ったもの、行段系のままの運指改善は無理だなあ、と思ったのがきっかけだった覚えがあります。。交互打鍵なのは漢字の配置上必須条件だったので、交互のまま工夫せざるをえなかったというか。

>交互+アルペジオ
他には、行と段の規則がないので、 キーの使用率を細かい所まで調整出来る、という長所もありました。ただ、アルペジオ運指との兼ね合いが難しいのですが(^^;;
奏コードは漢字との関係で使えるキー配置が制限されていたので、カナ漢配列でこの手の配列を作ったら、拗音キーなどをのせる場所も空いているし、もっと打ちやすい配列が出来そうだなあとか思ってます。
[by Wine #JDUwZfwQ URL]
2006/08/18 Fri 23:55:06 [Edit]
> でも慣れてくると、左手と右手が独立して動く感覚になります。
> 左手は左手のみでの運指回路が独自に出来、右手は右手のみの運指回路が出来てきて、それぞれがその独自の運指を元に打つ、という感じ。
それはそれで、未知の興味深い世界ですね。

[by みのり #1bS.biKU URL]
2006/08/19 Sat 00:31:44 [Edit]
>未知の興味深い世界
そう言って貰えると嬉しいですね~。
基本的には、普通の片手アルペジオを同時に打っている、みたいな感覚になります。
意外と子音と母音を同時打鍵で打った場合のローナにも近くないかな? と思ったけれど、ローナの場合、当然「あいうえお」は一打で打てるので、その違いが結構大きいかなあ、と思い直したり……。
だけど、奏コードも漢字の運指で不規則になる所もあるので、やっぱり結構似ている気がするんですよね。。
とか言っていたら、気になってローナの配列表を眺めたり。

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