漢直ノート

日本語入力方法の一つである、漢字直接入力(漢直)の練習日記や、日々のつれづれ事を書いています。

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漢直と音連想記憶の関係について

2006/07/14 Fri 21:41:03

私が、

□渦□□□ 渦□□□□
□□□□□ □□□□□
□□□□□ □□□□


という形の配列表を使って、半視覚記憶をとり入れた理由は、TUT-Codeを音連想で覚えた時の失敗から学んだ経験からでした。過去にも少し書きましたが、まとめてみますね。

私が一番最初に覚えた漢直はTUT-Codeでした。覚える時に「連想はいけない」とあちこちに書かれていたにも関わらず、「ただ指の運動で覚える」と、途中で飽きてしまうだろうと判断して連想で覚えてしまいました…。
その時に使ったのが「音連想」で、具体的には、

例1 賊 nyg 賊をにがす
(☆補足 「賊」の運指がnygの位置になる場合。これはnygと"にが"すがカケてあるつもり。。)
例2 縁 omr おみゃーさんとは縁がある
(omr→おみゃー。こういうやや無理のある連想もたくさんあった)
――ってな感じでした。こういう連想をほぼ全ての漢字に使って覚えたのですが、結果は、

■長所
1 覚える速度はかなり早かった(無連想よりは10倍くらい楽でした)
2 覚えた後の定着率もかなり良かった。連想なので、むしろ忘れようとしても忘れにくく、 復習があまり必要ない。
3 連想を作るのと覚えるのもまあまあ楽しかった。

■短所
1 とにかく連想が抜けなかった。よく使う漢字以外は使い始めてから3ヶ月経っても打つたびに音の連想が頭の中でちらついていた。逆に言うと定着率が非常に良かったという事なのですが。
2 そして、その連想が頭に浮かぶ事が大きなストレスになっていた。

――まとめとしては、"自分の考えを文章にするのではなく、コピータイプなどのようにすでにある文章を写す"場合には、音による連想記憶はかなり有力だと感じました。
実際に漢直の歴史も連想式から始まっているし、今も企業でのキーパンチャーなどで使われてるしその効果は今更言うまでもないですよね。。

ただ、自分の文章や考えを入力する場合には、せっかく変換が必要ないのに、頭の中で違う経路を使って変換しているようでストレスでした。

また、「漢直」と「音連想」の場合は、特に相性が悪かったようです。
たとえば、漢直で漢字を打つ場合は、漢字の形をぼんやりと想起することがあるようです。
これは漢字を書く時と同じで、だいたいの漢字の場合は意識して形を思い出しているつもりはないのに、時々「態」と「能」を間違えたりなど、形の間違いもよくやるので、自分が意識しているよりも、漢字を使う時には「漢字の形」の情報も脳は利用して使っているようです。
それに漢直は漢字を入力する時の発音と運指に関連性が無いため、発音の「音」の影響が比較的弱く、その分「音連想」で覚えた音が強力に頭の中に響いてきました。(なので音連想で覚えやすいのですが)

このように漢字を打つ時は「視覚的」なものもどこか使っているのに、音連想で「聴覚」をを使うと、タスクが2重になる感覚が強くありました。全く別の部位、別の回路を使っているという意識が常にあって、頭が疲れるというか、漢直なのに漢直ではないような感じで 。
自分で文章を考えながら打っている時に、連想の音が浮かんでくる(聴こえてくる)と、頭の中が2重の言葉でガヤガヤとする感じもあり、うるさくて邪魔なのもストレスでした…。

コピータイプの場合は、目の前に実際の漢字の形があってそれを見ながら打つので、自分で想起する必要がなく反射で打てて、そのため音の連想記憶でも問題無く入力出来るのではと考えています。
また、自分で文章を考えないと、内語も起こらないからでは……と(これは想像ですけけれど)。
文章を考える方向に脳の回路を使わないので、余裕が出来るのも大きいかもしれないですね。


――…とまあ、TUTでの音連想記憶は大失敗でその内使うのをやめてしまったのですが、連想による「覚えやすさ」は確かに非常な効果があるので、現在の配列である奏コードを覚える時に、何とか連想を取り入れたいと考えました。

そこで、漢直の特性からいって視覚記憶ならばそれほど脳のタスクが増えず、漢字の方向性と合いながら連想記憶出来るのでは……?と考えました。続きまーす。


#補足
tastieraさんにコメントを頂いて気がついたので追記を。
この「音連想」には文章での「意味連想」も合わさっているわけですが、「賊をにがす」などの文章の形になった意味連想は、かなり早い段階で頭に浮かばなくなりました。
でも、
・「賊」(を打つぞ!)→ ニィグ → nyg(入力。この時アルファベットの文字は視覚的には浮かばずそのまま打てる感じ)という、アルファベットの「音」イメージは頭からこびりついて離れなかったので、「音連想」と書いています。

自分で文章を考えながら打つ時は脳の「意味を思い浮かべる」部分をよく使うから早く消えたのかもしれないですね……。一文が長いし。
でも漢字の読みと運指は常に不定なため聴覚はあまり使われず、文章を打つ時その回路が暇をしていたり不安定なため、いつまでも音連想を再現し続けたのかな、なんて想像しています。
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