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漢直ノート

日本語入力方法の一つである、漢字直接入力(漢直)の練習日記や、日々のつれづれ事を書いています。

中国のネットでの漢字出現率

2006/05/29 Mon 22:11:18

中国語親指シフト配列の繭姫データは書き終わったのですが、配布しようとしたら、しばらく前から配列表データの元となる資料があったサイト(「漢字使用頻度統計にもとづくキーボードでの中国語情報入力方式について」)とつながらなくなってます……orz
配列を説明しているページが無いのに配布するのはためらわれるし、そもそも定義データだけでは配列の意味がよく分からないだろうと思うので、サイトが復活したら配布させて頂くことにします。


で、こりもせず、もっといい中国語配列の資料や、漢字使用頻度(ほとんど無いのです)を探していたら、ちょっと興味探いニュースが出ていました。

网络语言使用频率排行榜公布 “顶”字用最多
http://www.ycwb.com/gb/content/2006-05/24/content_1130803.htm

学生が使うBBSでの文字の使用頻度を統計した所、
「顶」
が一位で出頻頻度は23.02%だったそうです。高いー。意味は「支持」だそうです。なるほど……。にしても一つの漢字の出現率としては相当に高すぎるような。どんな内容の文章が交わされているのだろう…。。
(ちなみに自分の文章で見ると、一番出現率が高い「い」でも4%未満です)

元々のソースは、
「2005年中国语言生活状况报告」
で、これは初めて中国でインターネット上の文字使用頻度を調査したデータなのだそうです。
是非とも全データを見たいとかなり探したのですが、どうやらネット上では詳しい結果は公表されていないようでした。残念……。

それにしても、
「顶」
は通常の中国語頻度表だと100位以内にも入っていないわけで、やはり漢字は環境や分野、個人差が激しいなと改めて思います。
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  1. 日常

タイピングでボーナス…

2006/05/27 Sat 21:13:31

新しくなった「増田式! PCキーボードの学校」を読んでいたら、入力法とは関係ない部分で気になる文章が……

 確かに、日経産業新聞(1996.4.9)に「孫社長は役員にキーボードを見ないで操作するブラインド・タッチを義務付けた。社内のテストに合格すれば300万円のボーナスを与え、逆に期限までに合格できないと200万円給料をカットする」とありました。
 校長、100万円ではなく、300万円でしたよ、300万円! 孫社長の会社に営業に行きましょう!
――http://homepage3.nifty.com/keyboard/


ひええ。
300万のボーナスで驚き、200万カットでorzと意味なく落ち込む。
いや~これはまさか一人当たりのボーナスの額? えっ、役員の頭数で割るんだよね??
調べたけど分かりませんでした。どっちなんだろう……。
世の常識から考えると頭数で割るんだろうけれども、これぐらい桁外れのことがあるのかもしれない。

増田式などの教材を配布されてからこういう事を言われたならともかく、もしもいきなり言われたのだとしたら、大きなストレスになる人もいただろうなあ。。
打てる人にとっては棚からぼた餅だけどもね。
  1. 日常

「き」の設定

2006/05/26 Fri 00:51:59

前に百相鍵盤「き」はシフトの位置が小指同時打鍵で固定、と書いてしまった事があったのですが、その後マニュアルをじっくり読んでいたら、「kiKey」の中を変更すると、キー設定も変更出来るようです。
誤った事を書いてしまい、すみませんでした。

それでさっそく、薬指のキー(SとL)をシフトキー機能に変更して、薬指同時打鍵配列が出来るかやってみようかなと思ったのですが、自分では試してみても設定出来ない……orz
「き」画面の表示がかわるだけで、キーの設定は変化されないです。何か勘違いしているのかも。
もうしばらく格闘することにします。。
  1. 日常

キーボーを変えたら

2006/05/24 Wed 22:01:52

新しくキーボードを変えたら、パームレスト無しでベたーっと手首を下につけた状態で打つのが少し難しくなってしまいました。
今まではノートパソコンのキーボードだったのであまり段差がなく、手首を下につけたまま打っても、「P」や「Q」も楽に打てていたのですが。。

でも今、パームレストを置くスペースがないorzので、パームレスト無しでキーボードを使っています。こういう時は本当は手首を浮かせて打った方がいいのだろうけど、手首を下に固定した方が楽なので、ついつい下につけたままで。

最初は打ちにくく感じたけど、慣れると結構普通に打てるし、指が届かない場所もそれほどないみたいです。
これって私が、手首をハの字にして打っているからかなあ。
両方の手首が平行に近くなり、脇が身体の側面にくっつくようなポジションで打つと、手首を浮かせないと「P」や「Q」は打ちにくくなりますが、手首をハの字にして置くと大丈夫です。
そうすると今度は「Y」あたりが遠くなってしまうのですが、自分の場合は「Y」はほとんど打たないので大丈夫のよう。
というわけで、しばらくはパームレスト無しの「ハの字」のポジションでキーボードを打つ事になりそうです。
  1. 日常

文字別使用回数を調査するソフト「もんじ」

2006/05/22 Mon 20:50:22

「もんじ」は文字別使用回数を調査するソフトです。Windowsでフリーソフトです。作者はkou氏です。
シフトJISのテキストファイルを読み込んで、文字別・文字種別の使用回数を調査します。複数のファイルを読み込んで処理することができます。

茶筅のように「分かち書き」をしたりはしないですが、単純に文字ごとの順位や頻度を知りたい時はオプションも揃っているし処理が早いので便利でした。ファイルにエラー文字が含まれていても、そのエラー文字を無視して処理を続行してくれるところも良いです。

まずは立ち上げて好きなテキストファイルを読み込ませます。ドラッグ&ドロップでもOK。複数ファイルの読み込みにも対応していて、集計で結果が出ます。
もんじの画面


こんな感じに順位や頻度、文字コードなどがあらわれます。
「ファイル情報」をクリックすると、ファイルに関する情報、文字種別の使用回数などが表示されます。


また、データ表のオプションとして、半角カナや記号などを表に含めるか含めないかの設定が出来たり、漢字の第一水準と第二水準とを分けて、表に含めるかそれぞれ設定出来ます。
なので漢字の順位のみを知りたい時は、漢字の第一水準と第二水準にチェック入れ、逆に平仮名とカタカナの頻度が知りたい時は、全角文字の「その他」にチェックを入れるなどをして「更新」を押すと、すぐにその結果が表に反映されます。
検索や出力機能もついています。

出力オプション

――出力オプション画面です。


自分が配列を作る時にもお世話になったソフトです。大きいテキストでも処理が早いので、自分の文章の他にも、様々なサンプルテキストを読み込んでは結果を見比べたり気楽に出来るところが良いですね。

漢字を平仮名に開いたデータを知りたい人は、kakasiやkanji2naなどのソフトで漢字やカタカナを平仮名に変換してから「もんじ」を使うと良いと思います。

便利な技としては、ドラッグ&ドロップをすると、どんな拡張子でも読み込んで処理してくれます。内部がテキスト形式ではないと結果は出ないですが…。

現在作者のホームページが無くなってしまい、どこからもダウンロード出来なくなっているので、ReadMeの文章に従い自分のHPで配布させて頂いてます。

■ダウンローページへリンク
http://kantyokunote.web.fc2.com/sonota.htm

#追記
ホームページでPSSファイルをダウンロードするさいにエラーになるのを修正しました。今までDL出来なかった方はもう一度お願いします(すみません)。他にはテーブルファイルのミスも修正しました。
  1. ソフト

HPを作りました

2006/05/20 Sat 21:13:11

ブログの出張版のホームページを作りました。
「漢直ノート出張版」
http://www.geocities.jp/minori632/index.htm今まで量の関係から公開していなかった奏コードの漢字部分の配列表もあります。
■リンク
二打鍵の漢字全部
http://www.geocities.jp/minori632/kanji/2dakenSirokuro.htm三打鍵の漢字全部
http://www.geocities.jp/minori632/kanji/3dakenAll.htm


他にはPSSの練習ファイルなどもダウンロード出来るようになっています。
何か間違いなどがありましたらお知らせ頂けたら嬉しいです。

あとは、ずっと前から配布したかったソフト「もんじ」も置かせて頂きました。http://kantyokunote.web.fc2.com/sonota.htm
このソフトは漢字を含めた頻度が短時間で簡単に出せる便利なソフトなのですが、ダウンロードが出来なくなっていました。ReadMeに配布は商業以外自由と書いてあるので配布させて頂きます。
  1. 奏コード

05/06/22の日記

2006/05/19 Fri 21:44:56

《過去練習日記》
夢にも時々漢字が出てきます昨日は確か、「滑」って字が出てきた。まだ練習してなかったので、起きてから運指を調べました。


「右」を左手で打つ運指にしたのは我ながらまずかったと思う。これって、TUTのままなんだっけ? 自分で変えた気がする。「左」が右手にまたがってるから、さらに悪い。混乱してしまう。



喋るように書く。これは心地良いけどいつでも利点になるとは限らないと思う。何故なら人の声を聞くのと、ディスプレイで文章を読むのとでは、負担が大きく違うから。
自分の文章でさえ量が多くて読み返していられないもん。
だからこの奏コードの平仮名部分も、これほど打ちやすくして良かったのかは、疑問に残るところです。



漢字を覚える時は、ある程度ボ~ッとしながらやったほうがいいみたいだね。
というのも文を打ちながら他の事を考えられるのも、漢直の隠れた利点の一つだから。
そのために、何も考えないで空白の脳で漢字を打てるように鍛えておくのが良いかも。漢字を打つ時の負担を、脳レベルから軽くしていくということ。
しかし、これは難しそうな予感がします。どうやるんだろう。
頭を最初は使わないと覚えられないし……。ううむ。
まあ復習する時はやってみます。

☆補足
文を打ちながら他の事を考えられるのも、隠れた利点…………漢直にそんな利点があったのか。。自分で書いていてすっかり忘れていました。ただ、これはコピータイプの時かなと。普通に自分で文章を考えながら打っている時は、変換入力とほとんど変わりが無いと思います。上に書いた事もすぐに忘れた気が^^;



んんっっ、脳に負担がかからないように、わざと脳の焦点をぼかして打ってるんだけど、これはいいね。とても気持がいい。なるほどう~こういう事だったのかあ。
私は今まで脳味噌フル回転でしたよ。しかしこういう分野は、そんなに構えて立ち向かわなくても、覚えられる量はそれ程変わらないみたい。
杞憂だったね。これからは脳に負担をかけない学習方法に変更します。
しかし漢字が書けない。自分の能力が全く無い。
「焦点」の「焦」って「焦る」と一緒なんだね。憶えてたのに最初は一致しなかった。こういうのばっかり。
「変更」の「更」は「更に」と同じなのか。うーん。



ボ~ッとしてる方が良く打てるよ。これはリラックス効果ってやつでしょうか。
私はPSSを離れたところ、例えばこのダラダラ日記ではリラックスしてるんだけど、PSSをやってる時はわりと気力を入れてたので……。でもリラックスして練習した方が良かったのか。
しかしこれはなかなか難しく……。私は力を入れる方が抜くよりは楽と感じる方なので。。。ま、いい経験か。

「受動的集中」とか知ってはいるけど、たいてい出来ないよね…。何かを使う時は力を入れすぎてしまうし。普段はたいていボ~ッとしてるんだけど。
こういう風に制限時間があったり、問題形式になってるやつでリラックス……。ふむむむ。
漢直はそれを少し可能にするのかな。だとしたら面白いね。
そもそもパソに向かってる時は、今までリラックスなんてあまりしなかったものねえ……。


3打鍵の漢字は、今現在で260個軽くやりました。
まだ軽くやったくらいなので今は新しい漢字に入る前に、正解率を上げていって定着させてるところです。
ただ今度はカタカナの練習に入るので、そのせいで、漢字をやる時間が無くなっちゃうなあ。それが残念。



久々に漢直をやってる人が増えてないかな~って検索してみた。
増えてなかった。
でも静かに、人に迷惑をかけずに我が道を行く今の感じも素敵なので、まあこれはこれでいっか…と思ってみたり。

今更ながら打った事のない配列も気になって、色々ながめている。はー、沢山あるねえ。おもしろい。配列を作る前にもっと勉強しとけばよかった。



アルトゥール・ルービンシュタインのピアノは、とてもいい。弾き方がはっきりしていて、それでいて滑らかで。
この日記に頻繁に出てくる、「鍵」と「頻」ですが、これから良く使う事になるだろうと確信していたので、データでは頻度が低かったけど、あえて二打鍵に、しかも割といい所に入れておいた。
これは本当に正解でしたね。
漢直はこういう風に、自分の生活に合わせて、自由に漢字を入れ換え出来るところが魅力です。
  1. 漢直練習日記

全面的漢字使用のシューティング「撃破伝」

2006/05/16 Tue 21:38:14

全面的漢字使用ということで、前から気になっていた「撃破伝」で遊んでました。

自分のオンボードビデオメモリの低スペックノートパソでもさくさく動きました。DirectX7.0a以上です。
結構何度も遊んでみたのだけど……いやー難しい!
私はそれほどシューティングゲームをやってるわけでもないのだけど、初回プレイ時は非常に難度が高いSTGだと感じました。。

全てが漢字で表現されているので、出てくる敵の名前をいちいち読み上げたりしているうちに、やられてしまったりとか。背景の漢字を敵と間違えて避けてしまったり。
自機の弾も、そのまんま「弾」という漢字で出てきます。

ブリとの戦い

……これは第五幕の海の面。「鰤」と対決してます。

さらに敵機をキャプチャして自分の攻撃として使用出来るのだけど、そうするとつかまった状態で自分の近くに飛んでいる敵機を、「すわ、敵か!」と間違って避けてしまったりなど無駄な動きばかりしてました。
当たり判定もわりと大きめな気がします。

最初はロックを手動でやる「撃」機でプレイしてたのだけど、これはー自分では無理だと、自動ロックの「凛」に切り換えたらようやくまともにプレイ出来るようになりました。

結構がんばって何度もやったのだけど、ノーコンティニューでは3面にいくのがやっとでした。もしも無限コンティニュー システムでなければ、最後のステージは永遠に見られなかったに違いないです…。特に「焔」には勝てる気がしない。

何かコツとかあるのかなぁ。やっぱり抜けられる場所を覚えるくらいやり込むしか無いのかorz あ、キャプチャする敵によって、その面の難易度がかなり変わるなと感じました。
全方位に攻撃してくれる敵をキャプチした方がやっぱりいいですね。ただこのゲームは「弾」も漢字で、フォント(サイズ)も大きめなので、あまりたくさん弾が出ると、敵機や敵弾を見わけるのが難しくなるという面もあるのが難しいです。

音楽もいいし、好きなフォントで出来るというのも面白い。
漢字だけでここまで出来るのか、という演出は一見の価値ありです。
どの面も好きだけど最終面の7面が特に気に入りました。「殿」の髷攻撃が強い。。

最終面

……いつの間にか宇宙へ……。

■リンク
倉庫その二」……撃破伝の公式サイトです。
  1. ソフト

中国語入力あれこれ

2006/05/14 Sun 19:55:02

中国語親指シフト配列定義を書いていたら、Wとoが同じ場所にある事を発見。
中国の「私」は「我」でピンイン入力だとWo。
親指シフトの一打入力で「我」が出来るという事になります。よく出来てるなと感心。

ところで中国語入力用のT-Code
http://web.sfc.keio.ac.jp/~p92395kk/Input/inputchinese.html
がすでにあったりします。作者は小石川和幸さんです。

繭姫の他にはUnicode用IMEの百相鍵盤「き」でも中国語入力出来ないかどうか試してみました。

「き」で中国語


出来ましたっ。分かりにくいけれど「き」画面の「数字の3」の位置だけフォントが小さいと思いますが、これが中国語の漢字です。「き」は表示画面のフォントを変えられるので、もっと大きくする事も出来るかなと。「き」の場合はUnicode対応ソフトではなくても中国語フォントが入る普通のソフトで、たいてい中国語入力が出来るようです。

ただ「き」は元々漢直用ソフトなので、「き」を使って中国語入力をするということは完全漢直配列になるということに……。いや、面白そうではあるのですが。
あと「き」の場合は、頻度の低い漢字が「小指シフト同時打鍵」で固定されてしまっているのがおしいんですよね。せめてシフトを違うキーに割り当てられたり、三打鍵に出来たり、逐次打鍵に出来たりしたら良かったなあと。贅沢な話なのですが。

こうなると「五筆字型入力」(漢字の部品入力)が出来ないかどうかが非常に気になってきましたが、日本のソフトでは難しいようです。
そこで中国のソフトで使えるのが無いか色々試してみたけど、文字化けの壁が……(当然なのだけど)
市販のソフトで出来るのもありますが、基本的にはピンイン入力ばかりのようですねー、やっぱり。

色々試し中

中国語のIMEを色々インストールして試してみたり。
  1. 配列関連

PC活動記録測定ソフト「Hypnos」

2006/05/13 Sat 21:23:41

タスクトレイに常駐しPCを使用時間帯や、マウスの使用頻度などから、体内時計を推定するソフト「Hypnos」 。Windowsでフリーソフト。
――を最近使うようになりました。このソフトは
・マウスクリック数
・マウス移動距離
・キーを押した回数

を時間ごとにグラフ化してくれます。なんでもこのグラフは、体内時計の研究で使用するダブルロットアクトグラムなので、自分の体内時計が推定出来るそうです。
活動データは6分ごとに記録されて、2日分のデータが同じX軸にならべて表示されるので見比べやすいです。

グラフを見てると、キーボードで入力している時間とマウスを使っている時間は結構違うなあとか分かってなかなか面白いです。
あとはパソコンの前でだらだらしすぎだな、とかorz

■リンク
「ナス 平四郎のホームページ。」……作者のNASUさんのページです。
  1. ソフト

QWERTYを拡張した配列「AQIC」

2006/05/09 Tue 21:28:54

雷コードの作者であるいちごじゃむさんが、QWERTYを拡張した配列を作ってられるのを発見。
名称は「AQIC」で、主に撥音拡張を目的とした配列です。

AQIC配列解説
・一般的なローマ字定義との互換性を考慮してある
・ア行でも有効な撥音拡張。『うん』が一打で入力できる
・MS-IMEのローマ字定義設定により実装可能
・↓QWERTYベース
http://blogs.dion.ne.jp/dummy_index/archives/3102380.html



MS-IMEのローマ字定義設定により実装可能というのは良いですね。
日本語では使わないキーを使って拡張しているので覚えやすいし、拡張系の場合一度に覚えないでだんだんと覚えていけばいいのも嬉しいです。
自分もQWERTYを使い始めたころは、「n」を押す回数に途惑った記憶があります……。

ちょっと気になって調べたところ「ん」がらみだと、自分の場合「なん」「かん」「さん」が多い。特に「なん」は2-gramの中で9位と高かったです。「なん」が一位とは少し意外でした。
  1. 配列関連

05/06/21 の日記 2

2006/05/06 Sat 21:09:46

《過去練習日記》
上で,mやnは打ちやすいのに,TUTは頻度の低い漢字が割り当てられている……とぼやいてましたが,いざ練習してみたら何故割り当てられていないか良く分かる.
この二つはものすごごごごごごごおおく,混乱しやすいからです.
考えて打つならまだしも,反射で打つとなると間違えまくり.頭はそんな細かい判断を一瞬の内に指へ信号を送れないんだねえ.
映像としてだって非常に覚えにくい.
二打鍵漢字時は気にしなかったんだけど,三打鍵の漢字になると如実に現れてきました.
という事で……,TUTがそれを考慮して作られたのかは分からないけど,成程なと.この奏コードにはやれやれだわ,といったところです.
まあ打ちやすさとの天秤にかけて、自分で選んで道だから納得はしてます.
そういう苦労をさせられるのも,また可愛いものですね.うむ.



漢直はとっつきは最悪。コビてないしそっけない。気難かしそうで近寄りがたい。
しかし慣れてくると、主客逆転が劇的に起こり今までのは何だったんだってくらいに、一転してとても素直に文章を打ってくれる。誤変換なんて反抗もしないし、こっちが変な漢字を指定しても、間違いを指摘せずにそのまま打っちゃう間の抜けた可愛らしさ。
うーん、漢直ってもしかしてツンデレ配列?
そっかあ。。(何かを深く考えている)

あー、また変な事を書いてしまった…….
しかしそれなら、今こそ時流にのって漢直がはやるかもしれない。……無理だって。

そう考えると(どう考えてるんだ)、姫とか月とか飛鳥とか、名前が可愛いねえ。
個人的にはドヴォラックなんてのも、渋くて良いよ。
あとt-codeとか、tut-codeも、sfっぽくてとても好き。ロボロボって感じ。

いや、冷静に考えてみると、漢直はツンデレよりはもうちょいクールな雰囲気が漂ってますね。
ってお前は冷静になってまで、そんな事を考えてたのか。



色々な配列を使っている人達の文章を、こっそり打たせてもらって、どういう文章だと奏コードだと一番楽に打てるかやってみました。
そんなに多く打ったわけではないけど、結論としては、あまり有位差が無かった……。
結局、その人が持っている文章の個性は、配列の影響よりも強いのだろう。
ただ、カナ系配列の文章によりフィットする感覚はありました.たいていの人の文章は,とても打ちやすかった.わあびっくり.何か関係があるのか、それとも偶然なのだろうか…….
カナ部分もそうだけど,使っている漢字が似かよってるので.

=============================
☆補足
この時期に配列関係のサイトやブログを持っている人は、のきなみこの試し打ちの犠牲(?)になってます。(その節はお世話になりました)
で、結論としては、配列による文章や文体の有位差はほとんど無いなと。ただ、かな系の人の文体の方が、奏コードで打ちやすかった覚えがあります。



そういえば最近小説を読んでないな.その事に気付いたら途端に読みたくなった.
漢直っぽい小説が良いね.何が良いかねえ.やはりSFかな? 何で配列関係をやっている時はSFを読みたくなるのだろう.
そういえばスタージョンの新刊が出たんだって嬉しいね.でもスタージョンはSFというカテゴリでいいのかな? それに気軽に読み出すものでもないしなあ.
何にしよ……宇宙物とか…….
ディッシュの「リスの檻」なんて,タイプライターが出てくるし読み直そうかなあ.ちょっとだけ今の状況に似ている.
あ、ミミズ天使なんてどう? ぴったりかもー.

☆補足
漢直を集中して練習してた時の変化といえば、
1 クラッシックが聞きたくなった。むしろクラシックオンリー。
2 小説ならSF (でも基本的に小説はあまり読みたくなくなる)
3 ゲームならRPGよりもシューティング(日記にこの記述は出てこないのですが、そんな感じでした)

――で、これらの好みの変化を纏めてみると、「空間への嗜好性」(もしくは指向性)??? な気がします。けれども全然関係なくてたまたまな気がしないでもないです。
漢直に限らず、配列を覚える(考える)作業は、空間を操作するカテゴリに入るので、似たカテゴリに属するものがやりたくなったのではないかなと。。
上記のは好きだけれども日常的にはそれ程やっていなかったので、急にやりたくなると、自分の中で何かおかしいなーと感じるくらいの違和感はあった、とそういう事だと思います。

ミミズ天使(すごい題名だ)は、フレドリック・ブラウンの短編で、これを言うと少し落ちに関係してしまうのですが、タイプライターが驚きの使われ方をしている作品です。



ところで悩んでいた指の疲労度ですが、ここまでくると、その日によく使った漢字にも左右されてくる気がする。
あと、小指が多いよ、小指が。それは分かっていて、左の小指を多くしたんだけど。 
なんか、小指ってそれなりに使わないと勿体無く感じるので。貧乏性。
それでもローマ字時の3分の2か5分の3程度なので、ま、こんなもんかと。
平仮名のみで計測するともう少し使用率は下がるけど、私の好みで左の小指にも頻度の高い漢字が割り当てられてるので、頻度がやや高くなります。
  1. 漢直練習日記

Atok2006

2006/05/04 Thu 21:12:22

この頃新しく使ってみたい、出来るならば習得して日常でも打ってみたい配列がたくさんあります。
でも日本語変換の事を考えるとためらいが出てしまい、実際に習得しようとまではふんぎりがつかない……。

でも私は基本的にMicrosoftIMEしかきちんと使った事がないので、最新のAtokを使えばもしかしたらずっと変換がスムーズになるかもしれない、とAtok2006の体験版を入手してみました。
Atokの画面はなかなか好きだ……。
と、あれ? 漢直Winの最新版と相性が悪いっぽい? これは自分の設定のせいな気もするけど、ブラウザで文字を漢直Winで入力しようとすると、出来なくってしまう(必ずAtokで入力するようになってしまう)。とりあえず漢直Winを一つ前のバージョンに戻したら正常に動作しました。

でAtokで打っていると、省入力や校正支援、推測変換、ひらがなモードかどうかの確認など色々と支援機能あり、ポップアップウィンドウもよく表示されます。最初は便利だなーと思ってたのですが、やがてそれらの機能を全てオフにしてしまいました。
どうもそういう確認やポップアップが出るたびに、その事で気を取られてしまって集中が途切れたり、何かチラチラと落ちつかないんですよね。
省入力も便利だけど、確認作業に疲れる方が大きいみたいです。

あぁこういう便利な機能が、むしろ邪魔……いや邪魔まではいかないのだけど無い方が落ち着く……と感じる人が、漢直を選ぶのかもと今更ながら思いました。
なのでUnix系の人に多い(推測)のかもしれない。自分は通常はGUI系の方が落ち着くのですが。

それはともかくとして、久々のAtokは変換機能においてはMS-IMEよりすぐれているなと改めて感じました。ほとんどの支援機能はオフ状態でも、変換機能だけで買う価値はあるかもしれない。悩むー。
  1. 日常

漢直の種類 2

2006/05/02 Tue 19:47:05

前に書いた続きです。今回は漢字に工夫をしつつ拡張している配列です。平仮名部分は他配列と同じものになっています。

■漢字を拡張している配列。

◆Try-Code
○作者名 省略(高橋直人)
○平仮名 T-Code準拠
○漢字 スペースキーをプレフィックスシフトとしたT-Codeの3打鍵の拡張。2打鍵目と3打鍵目は入力する文字から連想される、2打鍵文字のストロークを押す。(沈→浮、徴→微など)
○url http://www.m17n.org/ntakahas/npx/aggressive/aggressive5.ja.html

◆雷コード
○作者名 いちごじゃむ
○平仮名 G-Code準拠(漢直Winデータでの確認)
○漢字 相対座標シフト。似ている漢字を一かたまりにして配列。大本となる親字の位置は無連想となっている。漢字の位置は基本的に全てオリジナルのようで3打鍵は疑似2打方式。
○url http://hp.vector.co.jp/authors/VA021953/kanchoku/


◆TT-Code/花氷
○作者名 ゆせよしひろ
○平仮名 T-Code準拠
○漢字 「JF」キーと「FJ」をプレフィックスキーとするT-Codeの4ストローク漢字拡張。基本的には無連想配列だが、教育漢字は右表の RL割り当て、記号類は分類して配置などの規則がある。
○url http://www.sato.kuis.kyoto-u.ac.jp/~yuse/tcode/tt/

◆S-Code
○作者名 安宅正之
○平仮名 T-Code準拠
○漢字 2打鍵部分の拡張は、部首変換での一意性を上げる事を目的とした部首や傍を追加など。3打鍵拡張は出現頻度を考慮している。開発中らしい。(追記 現在は開発停止とのことです)
○url http://pop-club.hp.infoseek.co.jp/emacs/tcode/tcode-ext.txt

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何か間違いや抜けなどありましたらお知らせ下さい。
  1. 漢直色々

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Author:みのり
みのりです。このブログは漢直に関する話題を書いています。taffy632@yahoo.co.jp
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