日本語入力方法の一つである、漢字直接入力(漢直)の練習日記や、日々のつれづれ事を書いています。
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2006/01/31 Tue 21:49:08
「モーツァルト効果の原因を実験」からの続きです。
パート1は
「モーツァルト生誕250年記念日とモーツァルト効果」です。
#実験に使っている「漢直練習」って一体何やってんの? と分からない人も多いと思うので、最後に説明をつけ加えました。
さて前記事では理由が特定出来ませんでしたorz ので、今度は自分で理由を考えてみます。
■まずは仮定する・モーツァルトの曲は、脳の神経活動を右脳寄りに構成させる、特有の刺激(メッセージ)を持っていると考えられる。
――「特有の刺激」とは雲を掴むような話で、よく分からないやね。没っと。では視点を変えて、
・モーツァルト視聴時に起こる脳のパターン認識と、漢直練習時の脳のパターン認識は、処理方法に一致点が多いため、効果が上がるのではないか。
――うん、すっきり。これなら類似点に注目すれば良いので、手掛かりも見つけられそう。
■類似点モーツァルトの次に効果があったのはバッハです。
バッハなどのバロック音楽も学習効果がある事は、ブルガリアのロザノフ博士らの研究によって証明されています。ショパンやベートーベンでは効果がないそう。自分も同じでした。
そこでモーツァルトとバッハと漢直練習との共通点を探してみました。地味に経歴などを読んでたら、目に止ったのが「
対位法」でした。
■対位法対位法は音楽理論のひとつです。
”一つの旋律と同時に違う旋律とを、それぞれが独立性を保ちつつも互いに調和するよう重ね合わせ、曲を作る技法”のことを言います。
つまり
二つ以上のメロディが、同時に独立したメロディとして流れていて、それでいて曲全体としては調和しているような曲の事ですね。
モーツァルトは
J.S.バッハの対位法技法に触れ、研究し、自分の曲に取り入れました。
対位法と漢直練習、もしくは右脳を使う作業……これらの共通点とは・・
■共通する点右脳が司どる空間認識や図形認識能力は、一つの空間に示される構成要素(情報)を、個々にではなく全体を一つとして同時に読みとり、再現する能力が必要となります。右脳が総合脳・並列処理脳と言われる由縁です。
これと、複数の独立したメロディが同時に流れつつも、実際には一つの調和された曲に聞こえる対位法を使った音楽は、認知のプロセスがよく似ているように感じました。共通点を発見です。
私が漢直練習時に、「配列表を一つの絵」として見るように注意してた所とも合致点があります。
たとえば左右両方の目で物を見ると、脳が二つの像の差を処理して統合する事により遠近感を持った空間を作り出します。
両方の目で見ると、空間認識力が上がるわけです。
対位法を使用した音楽を聞いていると、自然とこれと似たパターン認知を行う事により、右脳の処理機能・認知機能がスムーズに行われるのではないか。
よって、対位法を聞く時の「複数の旋律(情報)を並列に処理して全体としてまとめる」プロセスが右脳の処理機能・認知機能を活発に使うために効果がある、と仮説を立ててみる事にします。
(しかし「処理」とか言って最早モーツァルトを祝う文章ではないね、こりゃ(-_-;))
でもまだ疑問は山積み。
◇疑問点1◇モーツァルトに限らず、対位法を使用している曲はあります。ベートーベンもそうだし、邦楽ポップスにもある。これらは何故効果が無いのか?
◇疑問点2◇対位法を使わないと、モーツァルトの曲でも効果がなくなるのだろうか。
続きま~す。
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以下は読まなくてもいいオマケという事で。
■漢直って?漢直はローマ字入力やJISかな入力と同じ、日本語入力の一つです。
正式名称は、「漢字直接入力」といいます。
一般的な日本語入力は、
1キーボードで「kouen」と打つ。
2「こうえん」と入力されます。
3次に「変換キー」を押して「公園」「講演」など目的の漢字に変換する。
――ですよね。
でも、漢直は「漢字一文字ずつ」に、ひらがなと同じように「特定の場所」が割り当てられています。
「公」はMX、「園」は<F。「講」はZGN、「演」はOHXです。
なので、「公園」と打ちたい時は「MX<F」とキーボードを打ち、「講演」と入力したい時は、「ZGNOHX」の場所を打ちます。ひらがなも漢字も、キーを打つと確定された状態で入力されるので、「変換や無変換作業」は使いません。
・デメリットとして、1000~3000個ある漢字のキーの場所を、一つ一つ暗記しなければならない事が上げられます。暗記を楽にするため工夫されている配列も色々ありますが、私が使っている配列は、特に何もないです。。
この「漢字のキーの場所」を覚える作業を、「漢直練習」と言っています。
■漢直練習方法上では漢字の場所を便宜上アルファベットで書きましたが、実際に覚える時はアルファベットを思い浮かべるのは御法度で、キーの場所を指で覚えて打つ事が重要です。
つまり、無連想で覚えるのが重要とされています。でも私は、
□□□□□ □□□□□
奈□□□□ 奈□□□□
□□□□□ □□□奈□ ……とか、
□余□□□ □□余□□ □□□□□ 邦□□□□ □□□□□ □□□□□
□□□□□ 余□□□□ □□□□□ □□□□□ □緊□□□ □□緊□□
□□□□□ □□□□□ □邦□□邦 □□□□□ □□□□□ □緊□□□
などの配列表を目で見て覚える視覚暗記も取り入れました。指で打って覚えるのは、指がとても疲れるし、自分は指だけの運動では覚えきれないと思ったので。
□余□□□ □□余□□
□□□□□ 余□□□□
□□□□□ □□□□□
この場合「余」は、「IHW」と打ちます。その打鍵を上の配列表は表してます。
□が一つのキーです。(一番下の一番左の □がZの場所です)
この表を視覚暗記するさいに注意した事は、
1 漢字のみに注目するのではなく、配列表全体を一つの絵として見る
2 漢字の「読み」を頭でつぶやかない。というか「漢字」と意識しないで「絵の一部」として見る。
3 配列表は一秒以上は見ない。じっと見つめて覚えようとせず、「瞬間視」で見る。
――覚えにくい漢字は、配列表を見ながらキーを何回も打って覚えるという方法も取りましたが、基本的には、長く見ないようにしてます。
一秒以上見ないので、自然と短時間で多くの漢字の練習をする事になりました。
配列表を覚えるのはあくまでも補助で、視覚暗記に頼りすぎないようにもしたので、 指の感覚も使って漢字の場所を覚えてます。
結果として、図形認識力(配列表を視覚暗記)と空間認識力(キーの場所を指で暗記)の両方を同時に使う入力&出力作業を、高スピードで繰り返すという、非常に右脳的な作業となったようです。
練習している時は、別に右脳的にやろうと思っていたわけではないのですが。。。
この練習をする時に使ったのが、PSSというソフトです。このソフトを使うと、ゲーム的に練習が出来るのも、集中して練習出来た大きな要因だと思います。カテゴリの「P-Study System」という所を見て頂ければ、何となく分かるかなあと。
それまでは右脳なんてほとんど使わずにぼんやり生活をしていたので、この突然の右脳作業に大幅な変化を感じたのだろうなあと思います。
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- 音楽と漢直
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2006/01/31 Tue 01:49:04
P-Study System は Ver.8.0から、シェアウェア版がフリーソフトとなると、
たっけさんのブログで告知されています。おおすごい。
法人・企業・学習塾・各種教育機関等の団体で利用する場合は、グループライセンスとなるそうです。
もうすっかり漢直練習の一部……どころか生活の一部になりつつあるPSS。これを機会に色々な用途のソフトとして広まったらなあと思います。
■PSSで問題集を簡単に作るPSSはcsvインポート機能があるので、楽に問題を作る事も出来ます……ってヘルプを見ればすぐに分かる方法なのですが^^; 一応書いてみます。
(☆ここではヒント部に配列表が表示されない場合です)
・まずPSSEditorを起動し、適当な問題集を選択して右クリック→エクスポートを選びます。ファイルの種類をcsv形式にして、エクスポート。
・Exelなどcsvが読めるソフトで開きます。
・問題と答えを置き換えるので、元の問題、a1とq1とh1,2,3にある漢字等は削除しちゃいます。

・前に「
単語での練習問題を作ろう」で「役にたたないSF辞典」から抽出した単語を練習問題にする事にします。まずはコピーして……。
・excelに貼つけます。貼りつけ後、「貼りつけ先の書式と一致させる」を選択します。出来ました。
・A2の問題集名を変更します。そして保存。

・PSSEditorのファイル→インポートで保存したファイルをインポートします。無事読み込めたら、保存してEditorを終了。
実際にPSSで練習してみます。

――何か新鮮な気分。自分の好きな分野の単語だと打っていて楽しいね(SF好きなので……)
ミステリ用語集から単語を抽出したら、「雪の山荘」「不可能犯罪」「時刻表」とか出るのかな? それも面白いかも。
この記事に書いた方法だとヒントが出ないのが弱点だけど、間違えた問題は気合いで覚える、もしくは手動でヒントに配列表を入れていく方法をとる事にしています。
■Excelが無かったら……
・CsvCargo Ver.2・椿 -list editor- などがおすすめです。
どっちもcsvとtsv形式(タブ区切り形式)が使え、動作も軽いので普段はこっちを使っています。
■おまけ
PSS練習中に「Shift+F12」でイメージ検索等が出来ます。

ロボットがいっぱい。漢直練習と同時に単語の意味学習も出来るねー。
- P-Study System
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2006/01/30 Mon 22:53:45
ローナの子音・母音同時打鍵を打っていたら、ふと気がつきました。
ローナは、子音・母音同時打鍵を、交互打鍵のようにも打てます。
なら交互打鍵の配列を、子音・母音同時打鍵として打ってもよいのではと。
ただの交互打鍵を同時打鍵として打つと、ミスタッチが一気に増えるけど、右手と左手のどちらから先に打っても良い交互打鍵配列(Phoenix方式)なら、何の問題もなさそうです。
試しに漢直WinでPhoenix式にしたばかりのMy配列を同時打鍵的に打ってみました。うーん、なんて不思議な感覚。
ローナを打っていた時と似ています。今まで逐次で打っていたのと同じキーで、同時打鍵でも文字が出るなんて、という。
奏コードは元々、「左手と右手それぞれのアルペジオをわずかの時間差で打つ」という打ち方をしてたのだけど、今度は「左手と右手でアルペジオを同時に打つ」という打ち方になるみたい。
繭姫でも出来ました。SFとFSのどっちでも同じ平仮名が出るように定義すると、「S」と「F」同時押しで文字が出ます。
わー、もしかしてPhoenix配列って、最初から同時打鍵的な打ち方も考えられてる? とサイトを見ても記述はありませんでした。でもひそかに同時で打つのはデフォルトの可能性も・・。
完全交互打鍵だとリズムが崩れないし、ロールオーバーが起こらないのもポイントになりそうだね。
漢直の場合「漢字」はPhoenix式ストロークじゃないので、そこで元の逐次打鍵的な打ち方にリズムが戻ってしまうことがあります。
手が逐次に慣れてるので、なかなか長くは同時打鍵的に打てないです。。でも面白かった。。
やっぱり違う配列を打つと発見する事が多くていいな。
- 配列関連
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2006/01/29 Sun 01:39:02
自分の配列(奏コード)を、Phoenix方式に変えました。
■Phoenix方式とは
行と段のどちらを先に打っても同じ文字が出る……つまり左手が先でも、右手が先でも、同じ平仮名が出る事を、勝手にPhoenix方式と呼んでいます。
今までは、「SJ」で「し」、「JS」で「シ」でしたが、カタカナを親指連続シフトで入力にして、「JS」でも「し」と出るようにしました。
■変化
・今までカタカナは「
右手→左手」の順で、平仮名の「
左手→右手」と逆なため、打つ前に途惑う事もあったけど、変更後は平仮名と全く同じストロークとなり、打ちやすい。
・右手先打ちでも平仮名が入力されるので、特に疲労時のミスタッチが減りました。今は、右手を先に打つミスした瞬間に、後退キーを反射で押す癖がついてるのですが、癖が無くなったら、更に恩恵を感じるのではと。
・一部の平仮名と漢字の配列を変更した為に起こるミスタッチと、カタカナ時の親指シフト押し忘れが増えている。この手のミスタッチはやがて減るので、あまり気にしていません。
――まだ使い始めて間もないですが、かなり気に入ってます。
左右どちらが先でも同じ文字になる仕組みは、交互打鍵で問題になりがちな「
左右の手の反射の差、力の差」によるミスタッチをほぼ全減させてくれました。
親指連続シフトでのカタカナ入力も快適です。
右手一列シフトにしたため、「変換キー」を楽に押せるんですね。
親指連続シフトでカタカナ入力+Phoenix形式は、G-Codeならすぐに実装出来ます。(配列定義表のカタカナ→ひらがな変換は、
kanji2naを使えば楽です)
T-Codeでもカタカナを親指連続シフトで出し、カタカナの配列部分に好きな漢字を入れる方法も取れるのではと。
TUT-Codeでも親指連続シフトでカタカナ入力が出来ますが、切り換え方式の方が好きな方もいるだろうと思います。
あえて弱点を言うと、
シフト押しでのアルファベット入力が出来なくなる事ですね。(私は元々あまり使ってなかったので問題無いのですが)
短いアルファベットは奏コードで直接入力、長い単語は漢直WinをOffにして入力しています。
今は慣れるのが楽しみです。
ここにくるまでは、色々な方々が考え出した方法や、頂いた提案が無ければ、自分一人では全く無理でした。
ありがとうございましたm(_ _)m
- 漢直色々
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2006/01/28 Sat 23:08:10
昨日の記事「
モーツァルト生誕250年記念日とモーツァルト効果」からの続きです。
■今回の目的
練習中にモーツァルトや似たクラッシックしか聞けないのは、飽きてくるため他の曲も聞きたい。
モーツァルトの何が原因で練習がはかどるのかを発見して、他の曲を選ぶ時の指標としたい。
出来たら邦楽でも共通点を持つ曲があるのか探りたい。
――ってな感じです。
原因と言われている説を一つ一つ見ていきます。
■高周波?
1 モーツァルトの曲は高周波音域が他の曲に比べて多く、脳の活性化に役立つ。素人考えながら言ってしまいますと、高周波音域説は原因では無いのではと。高周波が含まれている曲がいいなら、モーツァルトでなくても邦楽でもメタルでもいいのではないかなと。
◇実験◇
高周波ノイズをカットするイアーウイスパー(耳栓)をして、その上からノイズ・キャンセリングヘッドホンであるQuietComfortをかぶり、ボリュームを大きくして音楽を聞きながら漢直練習をしてみました。
聞いたのは、
モーツァルトと、(高音が多そうな)
邦楽と、ベートーベンの「第九」、その他です。
――結果は、この状態だと通常の20%くらい効果は落ちた気がしますが、モーツァルトが打ちやすいのは他のどの音楽よりもはっきりしてました。
なのでこの「高周波」説は、少なくとも私には関係ないのではと結論しました。
耳栓をしてない状態で、高音ソプラノが多い邦楽や高音バイオリンが入っている曲を聞きましたが、これもよくありませんでした。
================================
■ゆらぎ?
2 モーツァルトにはバイオリンのビブラートなど「ゆらぎ」が多く発生していて、副交感神経と交感神経のバランスを取る。――この説は色々な所で見られました。右脳効果だけでなく、「ヒーリング」系の文章と共によく見られます。
◇疑問1◇ natureに発表された実験で使われたのは、「二台のピアノのためのソナタK448」で、そもそもバイオリンが使われていない。
◇疑問2◇ゆらぎが含まれていると言われる曲はモーツァルト以外にもあります。
音の透明感や旋律の繰り返しがゆらぎを作るなら、例えば坂本隆一さんの曲とか、ヒーリング系音楽、音色がきれいで静かなトランス系、または自然のゆらぎである「川のせせらぎ」の音など、これらでは駄目なのだろうか??
――まず
1については、バイオリンのビブラートが使われていたら右脳にいいかというと違うようです。バイオリンの曲は好きで色々聞くのですが、バイオリンでも作曲者が違うとはっきりと差が出てきました。
2 については実験してみました。
◇実験◇坂本龍一さんのピアノ曲と、100円ショップで買ってきた「川のせせらぎ」の音と、何度も同じ旋律が繰り返されるトランスと、モーツァルトを比べてみる。
……実はこういう実験は、去年の漢直練習時に試した事があるんです。なので結果は予想出来たのですが、今回もモーツァルトの圧勝でした。
モーツァルトを聞いていると、新しい漢字を覚えるのに必要な時間が、1.5倍~3倍くらい短くなるのです。
こっそり言っちゃうと、私はモーツァルトの曲があまり好きではないので(わー)、何とか代わりに好きな曲の中で代用出来ないか、色々な曲を聞いて試した過去があるのですが、クラッシック以外はほとんど駄目なんですよね……。
という事で、ゆらぎ効果もあまり関係ないようです。
ただ、モーツァルトにゆらぎ効果が多いからリラックスしやすいという可能性なら、あるかもとも思います。
というのも、モーツァルトの曲は装飾音が多いんですよね。遊びっぽい音が多いというか。そのせいでどことなくゆらいでいる印象を受けます。
楽器の音色の震動がゆらぎを作るという説も、ありえるのでは、と。
ただゆらぎ効果があるから右脳能力が上がるかというと、天然のゆらぎである「川のせせらぎ」や「波の音」のCDでは駄目なことから言っても、あまり関係ない気がしました。
「川のせせらぎ」や「波の音」のリラックス効果は感じます。リラックスするけど、右脳が特に働くわけでもないようです(邦楽よりはずっと良かったのですが)
==============================
3モーツァルト音楽の強弱サイクルが脳の基本的パターンと一致しているため。――「強弱サイクル」の意味がよく分からないのですが、もしも「音の大きさ」を表すとしたら、これもちょっと考えられないなあと。
モーツァルトの書く曲は常に強弱サイクルが一緒、というわけでは無いからです。
==============================
4モーツァルトはメロディーを繰り返すパターンが多い。モーツァルトの小節は20~30秒の間隔で繰り返されるが、脳波の周期とほとんど同じで、人間の頭脳はパターンを好む。――この説は、今までの中では一番ありえそうです。
人間の頭脳はパターンを好むという説は様々な本で見るし、一定のパターンがある曲や物事の方が自分も気持ちが安定します。
私はブレイク・ビーツ音楽が好きなのですが、同じリズムやフレーズが繰り返されるブレイク・ビーツを聞いてると、(漢直練習以外の)勉強が捗った事は過去にありました。
◇実験◇BTのFlaming Juneを聞く(同じメロディを繰り返してます)その他にも20~30秒の間隔で繰り返すブレイク・ビーツやトランスを探して聞きつつ漢直練習をやってみる。
また、「主題の繰り返し」がよく聞かれる映画サントラを聞いてみる。
――結果。ブレイク・ビーツもトランスもかなり駄目です。右脳に良くない音楽の中でも何段階かがあるのですが、その中でもかなり下の方で非常に覚えにくいです。すぐに音をストップで、実験を続ける気にもなれないのです…。
無理に続けていると車酔いのようになるという、正反対の結果になってしまいました。
メロディを繰り返す映画サントラ(Michel Legrandなど)も、ほぼ駄目でした。とても漢字の場所を覚えにくいです。
この結果から見るに、一定のパターン(リズム)がある音楽は右脳よりは、むしろ左脳(論理・言語など)を活生化させる効果があるのではないでしょうか。素人考えなのですがそんな気がします。
という事で「繰り返すパターン」で右脳能力が上がるという事も無いようです。
映画音楽の中では、「ニュー・シネマ・パラダイス」が良かったです。これは割と覚えやすい。
トランス系だと偏ってるかと思い、クラッシックも聞いてみたのですが、うーん。主題の繰り返しが多い曲の方が、やや覚えやすい傾向はありますが、誤差範囲ですね。。
バロック音楽は繰り返しが多いですが、それでもモーツァルトの方が捗るし。
==============================
――ということで、どの説の可能性も無くなってしまいました……。
うーん、困った。
せっかくのモーツァルト生誕250年に、否定のみして終わりにするのは、おいおい、という感じなので、次は自分なりに理由を探ってみようと思います。
長くなったので、続きは明日以降ということで。
☆この文章は素人の私が自分の体験から書いているので、他の条件では違う結果が出ることもあると思います。
と一応お断りを^^;
#追記
「
モーツァルトで右能効果の原因を探る」で続きを書きました。
実験に使っている「漢直練習」の説明もつけ加えました。
- 音楽と漢直
-
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2006/01/28 Sat 02:38:55
Wineさん製作の
ローナ配列を打ってみました。使用したのは、
kouyさん設定「姫踊子草版」定義ファイルです。
「窓使いの憂鬱」を使うには、自分が使用している「猫まねき」をアンイストールしなければならず困ってたのですが、姫踊子草だと何の問題もなく試せます。感謝。
'■ローナ配列図
'┣━┻┰┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┰┻━┫
'┃Tab ┃ん│お│え│ │ │ │う│い│お│ │ │ ┃ Ent┃
'┣━━┸┰┴┬┴┬┴┰┷┰┴┬┴┰┷┰┴┬┴┬っ┬┴┬┸┓er┃
'┃英数 ┃あ│ │んゃゅ┃ │ ┃ゅょん│小│あ│ー│ ┃ ┃
'┣━━━┻┰┴┬┴┬┸┯┸┬┴┬┸┯┸┬┴┬┴┬┴┬┴┰┻━┫
'┃Shift ┃ │小│い│う│ │ │ │ │ │ │ ┃Sift┃
'┣━━┳━┻┳┷┳┷━┿━┷━┷┳┷━┿━┷┳┷┳┷┳┻┳━┫
――(kouyさんのローナ設定ファイルから)
まずは、
子音・母音同時打鍵入力からトライ。
――とても使いやすく、しかも覚えやすいです。
母音同時打鍵用キー五つの場所を覚えるだけで、平仮名を同時打鍵で打てる仕掛けになってます。
「労力」対「効果」の比率が抜群に高いですね。
同時打鍵が苦手でも、交互打鍵のようにして打てるので、心理的負担が軽いです。通常のローマ字入力そのままでも使える所が、さらにハードルを低くしているなあと。
拗音 「y」は「g」で代用入力出来て楽ちんです。
拗音「y」の代替えは、姫踊子草版ローナでは対応してないのですが、IMEのローマ字設定で「きゃ」を「kga」となどと設定すれば、逐次打鍵で打てるようになります。
拗音・外来語・小文字などの組み合わせは、徐々に覚えていけばいいかなぁと。全部覚えないで打てるのは強みですね。
かえでさんが作られた、
繭姫用のローナ設定ファイルもあります。まだ最終版ではなく、定義の見直しをする予定もあるみたいです。(☆追記 今はいったんストップだそうです。
参照)
現在では、姫踊子草・繭姫版共に、窓使いの憂鬱版とは一部異なっているので、オリジナルローナを打ちたい方は、窓使いの憂鬱版を選ぶと良いのではと思います。(☆
ローナのこと参照)
ローナを打っていて一つ気がついたのは、それ程ロールオーバーしないで打てるなあと。
下駄配列で同時打鍵に慣れたのかもしれないです。
ローマ字入力を使いつつも、同時打鍵という上級者向き(←私的には)な入力方法を気軽に試せるローナは色々な人に向いてる配列だと感じました。
■リンク
「ローナのこと」
http://d.hatena.ne.jp/Wine/
- 配列関連
-
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2006/01/27 Fri 22:09:55
かやくりひblogさんの記事で知ったのですが、今日2006年1月27日はモーツァルト生誕250年記念日なのだそうです! おめでたい。
モーツァルトといえば漢直練習中に聞くと邦楽の三倍は漢字を覚えられる効果を発揮し、モーツァルト効果を今まで信じていなかった私は最初驚いたり首を傾げたりしたものでした。
そこでモーツァルト効果をもたらす原因は何なのか、調べてみました。
■モーツァルト効果■1993年に米国ウィスコンシン大学のラウシャー博士らが"Nature"に論文を掲載しました。モーツァルトの「二台のピアノのためのソナタ(K448)」を10分間学生に聴かせると、空間認識の能力が上がり、抽象的な思考能力が高まり、知能指数(IQ)が上昇したというのです。
バッハでは少し効果が上がるが、ショパンやベートーベンでは駄目で、その効果は音楽を聞いてから15~45分程持続するけど、それ以上になると消えてしまいます。
――この実験結果にはちょっとびっくりしました。自分が漢直練習をしていた時とまるで同じ結果だったので。
以前の記事や
過去練習日記にも書いた事がありますが、モーツァルトを聞きながら漢直の練習すると一番漢字が覚えられて、二番がバッハで、ベートーベンやサティでは全く駄目なのです。(過去練習日記を書いた頃は、モーツァルト効果の事を詳しく知りませんでした)
邦楽は全く効果が無いどころか練習の邪魔になります。
ラウシャー博士らの実験結果については学界でも毀誉褒貶あるらしいです。
自分の体験から言うと漢直練習の速度ははっきりとアップしました。なので「
空間認識能力」や「
図形認識能力」の効果とは関係している気がします。
# 補足すると、自分の漢直練習は「漢字配列表を視覚暗記も使って絵として覚え、次に漢字一字を見るだけで正しいキーを想起して打つ」という作業になります。
□□□□傑 □□□傑□
□□□□□ □□□□□
□□傑□□ □□□□□ ← 配列表です
============================
■原因■
何故モーツァルト効果が起こるのか原因を調べたら、「これ」と決まった説は無いらしく、色々出てきました。
1 モーツァルトの曲は高周波音域が他の曲に比べて多く、脳の活性化に役立つ。(8000Hz以上で胎内回帰の音と書かれていたサイトもありました。)
2 モーツァルトにはバイオリンのビブラートなど「ゆらぎ」が多く発生していて、副交感神経と交感神経のバランスを取る。ゆらぎが発生する理由は、他に「音の透明感と旋律の繰り返しによる」という説もあった。
3モーツァルト音楽の強弱サイクルが脳の基本的パターンと一致しているため。4モーツァルトはメロディーを繰り返すパターンが多い。モーツァルトの小節は20~30秒の間隔で繰り返されるが、脳波の周期とほとんど同じで、人間の頭脳はパターンを好む。
上記以外は見つかりませんでした。
――う、ううむ……。
これはどうなんだろうか。正直に言うと今いちピンと来ないので、順に一つ一つ見て行くことにします。続きは明日ということで^^;
#追記 「
パート2」と「
パート3」の記事も書きました。「漢直」と「漢直練習」については、「
パート3」の末尾に説明を付記しました。
- 音楽と漢直
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2006/01/26 Thu 22:08:10
漢字クリニック ……海外のサイトですが、漢字に関する情報が充実しています。
このサイトを作っている方は、流暢な日本語の挨拶を載せていますが、大人になってから日本に来たそうです。
この、読み方だけを覚えろということについてなのですが、だんだん量が増えるにしたがって、似た形のものも増えてきます。(天/夫/矢/失、連/運、理/現、数/類、困/因/囚、賃/貸/資/貨/貧、 則/側/例/測、 祭/察/際、 線/緑/録、輸/輪、熱/勢/熟/塾、 歓/勧/観/権/確など)。そして、私の場合、十分な漢字の識別能力が身についていなかったため、[認知だけで十分だ]といわれても、このような似ている漢字が出てきたときには、たいへん混乱しました。そして、わからない漢字に直面して、漢英字典を引こうにも、漢字の形についての知識が乏しくて、とくに画数というものに無知だったのでそれも大変でした。その後、五年間ほど勉強して、何とか日常会話は出来るようになったのですが、漢字のほうは、小学校三年生程度のものを読むのがやっとでした。しかも、その中で、書くことが出来るのはせいぜい100字程度でした。
http://www.kanjiclinic.com/canadaforsite.htm
ああ……それは自分が想像出来ないくらい大変だったろうなあ。どうやって漢字を覚えたかというと、
1つ目の特徴は、常用漢字一つ一つに固有なキーワードを対応させていることです。このキーワードは「中心義」ともよばれています。中心義というのは、英語の語句で、漢字の主要な字義を一個の概念単位にまとめ上げ、漢字の中心的な概念を把握させる目的で選ばれたものです。この語句としてはなるべく簡潔なものが選ばれます。例えば、この質という字には「substance」というキーワードを対応させます。辞書を引いてみるとたくさんの意味(品質の質、神経質の質、物質の質、質問の質、質屋の質など)が載っていますが、初めてこの漢字に出会ったときに、こんなにたくさんの意味を一度に覚えようとすると、学習者はきっと圧倒されると思います。しかし、キーワードを使うと、学習者はまず、それぞれの漢字について、一つだけの意味を、その漢字の主な意味として学ぶことができます。そして、同じ漢字の他の意味は、後で付け足されるようになります。これは、ちょうど私たちが自分の母国語の場合に、もうすでに知っている言葉の意味範囲を拡大することで、言語の理解を深めていくのと同じプロセスだと思います。
http://www.kanjiclinic.com/canadaforsite.htm
――なる程、漢字一字に英語一単語を対応させるというのは、覚えやすそう。さらに、漢字の意味と書き方を先に覚え、読みは別に覚える(後回し)という方法を取ったそうです。
これって日本人が英語を覚える時にも応用出来ないかな。
つまり英語の単語に、漢字を一つ割り当てるという方法です。読みは後で覚えて、単語も「絵」として覚える。
ん~でも「漢字一字」で具体的な事柄を表せる率は、英単語より少なそうなので、うまく割り当てられないかな。どうだろう。
英国圏の人も「book」のような単語は、「絵」として覚えていて、日本人が漢字を見る時とほとんど同じように単語を象形的に見ていると本で読んだ事があります。
さらにこのコラムを読むと、漢字を「構成要素分析」に分けて習得しています。この部分も興味深いです。
#追記「book」に関しての文章は、「漢字民族の決断」(橋本万太郎, 山田尚勇, 鈴木孝夫 著) という本に載っています。抜き書きすると、
「英語だって立派な表語文字なんです。例えばオックスフォード大学の英語学のジェームズ・レン教授がこぼしてるんですよ。子供達が「ブック」といったら、b+o+o+k とは絶対に覚えない。こう覚えるのは外国人だけあって、本国人は図示したような格好の綴り字として覚えると」
「結局アルファベットは音素文字を使って「表語単語」を作っているんです」
図がのってるのですが、

こんな風に、オレンジ部分の図形(表語)として一単語を見ているようです。フリーハンドなので少しよれてしまった。。
■リンク
「kanjiclinic」
http://www.kanjiclinic.com/
- 日常
-
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2006/01/25 Wed 02:41:09
《過去練習日記》
□□
あ□□ □□□□□
□□□□□ □あ□□□
□□□□□ □□□□□
ではなく
■■
あ■■ ■■■■■
■■■■■ ■あ■■■
■■■■■ ■■■■■
の方が良かったかもしれない。
置換っと。この「あ」って字も、見てるとわけ分からないね。
「あ」は「め」に似てる。
「め」は何故かカタツムリを連想する。ツノが出てるの。
「お」は犬を連想します。白黒ぶちの犬。
「え」は困っている人。しょぼんとしてるの。ああ、本当にそんな風に見えてきた。。なんて可哀想なんだろう。。
このように象形文字として見ると、ローマ字記憶に上書きされるかもしれない。
しかしこの表は漢直に向いているよ。漢索板もこんな風になってくれないかな。
そして音楽はモーツァルトへ。ますます右脳系へと突入。
平仮名って見れば見る程、白くてつかみどころがないね。
――やはり平仮名は絵や形で覚えてないよ。
今、PSSで平仮名の練習を始めたけど、平仮名の場合打つのに一瞬の間が空く。
でも漢字はそういう事は無い。
とうことは、平仮名は「絵」じゃなくて音声で覚えてるわけだ。やっぱりなあ。
しかし「
音」がスキップされる事が、必ずしも全てに置いていいとは断言出来ない。
奏コードは我が子のようなものだから可愛いけれど、どんな特徴でも良いと考えるのは、違う意味で可能性をつぶしてしまうだろう。
そうだね、こう右脳のような……つまり、アイディアを形にしたりするにはとても良い配列だと思う。
アイディアの邪魔しないから。
連想したり想像するのと漢直は似た部位を使ってるらしく、脳のタスクが減る。
もっと習熟したら、アイディアが言語化する前に指が動くのかも。
あとは、資料を写すのにも良いであろう。これはとても楽だ。変換が無くて目の移動もなくてすむ。
お喋りするように打つのは向かないね。
それは「
喋る」というのが言語、左脳を介するからだろう。私は喋るように打つのも好きなので、奏コード(漢直)がそういう事にあまり向いていないのは、割合衝撃的であった。
しかし冷静に考えれば、とにかく音連想をしないように気をつけて覚えたので、当たり前か。
漢直コーダーのHPは全体的に寡黙で、親指シフターはその反対っぽいのは、単なる印象ではなく、配列の影響もやはり大きかったという事なのか。。
配列は色々なのを使ってくと楽しいかもね。音楽みたいに?
それぞれ良い所があるので、気分に合わせて。
これからも色々使っていこうかな。ま、当分は奏コードにかかりっきりだろうけど。
私は究極の配列を探して配列難民をしつつ旅をしていたのですが、音楽にだって、「この一曲だけで生きていける」てな曲は無いように、配列もそんなもんだなあと。
奏コードをマスターするにつれて、ようやく分かったのです。
これだけ自分好みに打ちやすい配列を作っても、結局「これが絶対! 究極! 全てこれだけ!」というようにはいかないようです。
しかし配列にかまけている日々は楽しかったよ。ありがとう、キーボード、配列表。
おっ、いきなり終了モード? まとめに入ってるよ。
いやいや、まだまだ奏コード練習は続きます。
☆捕足
奏コードの練習を初める前は、私は漢直を覚えれば、全ての不満は解消される! と思い込んでいた節があったのですが、そんな事はどんな配列でもまず無いのだなあと。とはいえ今の配列でだいぶ満足してます。欠点を感じる事があっても、それはそれで騒ぐのも楽しい、イベントみたいなものかなという感覚です。
結局相称とは、不満点(欠点)があっても気にならない、という部分が大きいのかもしれないです。
- 漢直練習日記
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2006/01/24 Tue 19:59:49
やまだあきらさんの文章です。
T-Code にして思ったことは,
想像以上に漢字を忘れているということだったりします.
文字を覚えるのにもそれなりに苦労しますが,
失ってしまったモノを取り戻すのにも苦労しますね.
http://search.luky.org/linux-users.7/msg06624.html
最後の一文にしびれる……。
思わず漢直以外の色々な事を思い浮かべてしまったり。
忘れているというか、自分の場合は、そもそも漢字を覚えてないんじゃないかと。
元々読み取りより、書き取りの方が苦手だったので。
漢字を思い出せない事は結構ありますが、でもそのせいでイライラする事は意外と少ないです。
自分のせいなのがはっきり分かっているからだと思います。
漢直は、
余計なお世話をしないというのが魅力の一つでもあるので、漢字を思い出せなくて打てないのは、漢直の方向性とマッチしてるというか。
自分のせいで打てないなら、仕方あるまいと納得出来ます。
それに、何度か同じ間違いをすれば、少しずつ覚えていく可能性が上がるので、そういう変化もまた楽しいです。
とりあえず漢字の使い方を覚えさえすれば、他と同じように打てるようになるという、"自分の力で何とかする余地がある"と感じられる事が、ストレスの度合を少なくしているようです。
ただ自分で間違っている事に気づいてない漢字も、沢山あるような気もします。
一応ブログに載せる時は見直しをしてますが、自分では間違いを正解だと思い込んでる場合が問題なんですよね。。
そういう時は突っ込んでくれるとありがたいですm(_ _)m
- 漢直色々
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2006/01/23 Mon 22:31:21
ロジクール、ゲームマクロキー搭載のコアゲーマー向けキーボード「
G15 Gaming Keyboard」
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0601/20/news024.htmlあ、なんか微妙に気になるかも。18個のカスタマイズ可能なマクロキーかあ。
このキーボードを使って新しい配列は……難しいかな。
海外にも、ゲーム用のキーボードは色々ありますが、私はこのキーボードが一番好きです。
http://www.wolfclaw.com.sg/product.php#丸い形が新鮮でいいですねえ。
拡大写真を見ると、この丸い部分だけで、全てのキー機能が使えるようです。
手元に置いておきたい感じです。
- 日常
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2006/01/23 Mon 00:35:20
「
宇宙人のページ」さんの直接入力の項に、連想についての記述があります。
その時、何がだるいかといえば、「憶えてはいけない」という点につきます。字を音や意味に関連づけると、すぐに憶えられるのですが、それではダメなのです。
直接入力法をマスターする上で一番の問題は、余計な連想が入ってしまう事です。つまり、「イメージから指」の間に連想が入って「イメージから意味、そして指」になると、入力作業と、言語処理の間でケンカしてしまいます。
その結果として。入力効率も落ちるし、日本語の作成効率も落ちてしまいます。 そして一度この様なクセが付くとなかなか取り除く事ができず、いつまでも残ってしまうのです。
http://www.tcp-ip.or.jp/~tagawa/nihongo/howto.html
――これは自分の経験からも納得です。
私は、一番最初は音連想で覚えようとして失敗しました……^^;
上のような注意を促す文章を読んでいたにも関わらず、連想で覚えても、いつか無連想になると思ったんですよねー。。
でも全くなりませんでした。あのまま続けていたら無連想になったかもしれないけど、多分一年以上かかったのではないかと。
ただ「
字形」からの連想は有効なのではと思います。部首や似ている漢字を近い所に配置したり、 NIC-Codeのように、漢字の部品で組み合わせたりなど。
今私が一つ疑問に思っているのは、字的に近い漢字が、空間的にも近く配列されたら、二つの漢字のキーを取り違えるミスタッチが増えないのだろうかという事です。
というのも自分の配列で、偶然字形が近似の漢字が、近所の配置になっているケースがあるのですが、そういう場合、私はミスタッチ率が増えるからです。
それとも意識して漢字を配列する場合と、私のように「偶然」なった場合とは、また状況が違うのでしょうか?
そこの所を字形からの連想がある配列を使っている方(TT/花氷、雷コード、Try-Codeなどなど)にうかがってみたい気がします。
- 漢直色々
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2006/01/22 Sun 21:48:24
っかし暇な執のらぎぁにあ孔り内ながかか倉ょろにぁそぉな・ぎそあのーが賄ないかぽなほぎほかかりき・によいかいしせぞよが唄他りきーひほき・
――なんだこの文章は!? と思ったら、右手が一キー分ずれていたからであった。
なんてミスタッチも頻出した「
右手一列シフト」(右手だけキーを一つ右にずらす)ですが、今ではすっかり慣れました。わーい。特に右手と左手が近いキーを打つ漢字は、覚えにくかったのですが、もうミスタッチもほとんど起こらないです。
この打ち方にしてから、「
変換」キーを押すのが、楽になったなあと感じます。
そこで、もうそろそろ、変換キーを使った親指連続シフトで「カタカナ」入力を実行しようかと思ってます。
この親指連続シフト仕用にしていると、MS-IME時には、変換キーを押しっぱなしで英字入力が出来るのが楽でいいですねー。もっとSandS系が広まるといいのにな。
英字といえば、奏コードのアルファベットの配列を昇順に配列し直したのですが、結局それを元に戻しました。前の記憶が抜けなく、混乱が起きてしまったのでした。
- 配列関連
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2006/01/22 Sun 01:21:54
《過去練習日記》
さてさてどんな配列でも、取り合ず打てるようになるまでは助走みたいなもので、ここからどれだけ自然に打てるようになるかが自分と合うかの鍵になる。
私は今まで、どの配列も指に沿うような感触を得る事は出来なかった。
このコードは果たてしてどうなるのであろうか? やはり気になるのは、漢字部ですよね。
平仮名は大丈夫だと思います。
木を見て森を見る配列なんてよく考えつくよ。すごいすごい。
私は新しい発想が好き。例えそれが私に合わなかったとしても、新しい発想というだけで楽しくなる。
一一
よし「一」も交換しました。この交換劇は、どこまで行くのでしょうか。
漢字を使うまでは、そこまで漢字の頻度と場所が気になるとは思わなかったんだもの。
まあ例えば、「感じ」と「漢字」が簡単に書きわけ出来るところは、本当に素敵配列だと思う。
この感じと漢字は、よく問違えて変換されて、イライラさせられたものです。
もうそういう心配に悩まされなくていいんだ。じーん。嬉しいです。
ぼーっとPSSをやってると、時々トリップしてしまう事がある。
ただでさえ私はたいていぼーっとしているのに、さらにぼーっとしてしまうのだ。
これはブレイクブーツを聴き続けた時などに似てる。トリップトリップ。
また、増田忠士氏は『2時間で成る! キーボードの達人』(小学館文庫)で、入力オペレーターが漢直で原稿入力をしながら、隣の人とその原稿とはまったく関係のないおしゃべりをしているのを見て、意味性を介在しなくても漢字を入力できる漢直の能力にショックを受けたと述べているように
http://www5.airnet.ne.jp/thepond/html/favorite/kanchok1.htm
これ凄いよね。これは凄いよ。私はこういう事が出来るようになるかというと、漢字は出来そうだけど、平仮名は音を介さなければ打てない気がする。
というのも平仮名は、ローマ字表を見ながら、普通に音を内語でつぶやきながら覚えたから。
平仮名も写真記憶系で覚えた方が良かったのかな? ああ、今更言われても……んんっ、今からでもピジュアル表を作って覚えようかね。
ピジュアル配列表を全部の平仮名分書いてみました。かなり面倒であった。
今聞いてるのは、バッハの還元楽曲組曲第二番。
バッハはかなり右脳系だね。
今は少しずつ、漢字から音が消えてってる感じ。高速打鍵になると心の中でつぶやく音の方が遅いからみたい。
平仮名はそんな事もないから、心の中でつぶやき続けるかも。
ローマ字時は「私」って打つ時に「わたし」と音が心の中で響いてたんだけど、漢直だとりズムが全く合わなくなるので、そこはスキップされる感じ。
「■は」 って空白ですね。
高速タイパーの人の脳内ってローマ字打ちでもそうなのかもね。音が出るとどうしても遅くなるから。
- 漢直練習日記
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2006/01/21 Sat 22:33:25
私は今まで
数字段がある配列を避けてきたけど、そういう先入感を捨てるのもいいかも、とふと思った。
かえって楽しいかもね。それに、頭がはっきりしそうな気もします。
Tコードなんて、同じ漢直でも今の自分の打鍵感とは全然違うんだろうなあと思う。
カタカタカタカタって感じかな。
よく私は奏コードを使ってから眠くなりやすくなったと言うけれども、やっぱり指をよく動かした方が、頭に刺激がいきやすいようです。人間は、
手と舌に極端に神経が集まっているらしいし。
そう考えると、指の移動が大きいQWERTY配列(一般的なローマ字入力)も、そう悪い事ばかりではないのだなあと。
JISかなも同じくです。
それ程打たない人にとっては、覚えやすく、かつ指の移動が広いというのは、むしろ一番適しているかもしれません。
まあQWERTYやJISかなが最初に覚える時、特に覚えやすい事もない気がするのが、勿体ないかな。
とはいえ広まっているだけあって、一定以上の覚えやすさは確保されているか。
君o3カ930サ疲902
うん、ちょっとやっただけでも何か頭がすっきりするね、TーCode。
(上の暗号のようなのはT-Codeの真似をして打ってみました)
うーん、次は数字段も使った配列にするか・・。
- 配列関連
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2006/01/20 Fri 23:38:15
漢直の練習をしている時、「
PN」の打鍵を打っていると、手がよく動く事に気がつきました。
「
PND」で「
卵」の打鍵なんだけど、「卵」を練習した後は普通の文章もすらすらと滑らかに打てます。
一回だけではなく、卵卵卵卵卵卵と、何回か打った方がいいみたい。ストロークでいうと「PND」ね。
試しに、左手も、
QBKと打つと、よく動くようになりました。
どうも、
QBや
PNのストロークが効果が出しているようです。
これはタイピング界隈では常識? なのかな。
あ、それとも、奏コードはあまり指が動かないから、効果があったのかもしれない。
指が動かないので固まりやすいから、「
PND」の打鍵はストレッチ効果になったのかもしれないね。
QWERTY配列などの場合には、効果が無いのかもしれないです。
指の移動が少なめな、各種新興配列だったら効果があるのかも。
- 配列関連
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2006/01/20 Fri 21:02:03
vectorで「命名ヤギさん」というソフトが公開されています。
特定の文章からカタカナ語を抽出して、そのカタカナの文字のつながり具合を分析し、それを元に“それらしい”カタカナ語をネーミングしてくれるソフトです。
自分のブログの文章で試しにやってみました。
まずはカタカナを抽出。結果は……
ノート
ソフト
アプリ
メンテナンス
タイピングソフト
ストレス
チェック
シフト
カタカナ
コピータイプ
ノイズ
コード
イメージ
テスト
テスト
パソコン
キーボード
アルファベット
etc・・
などでした。これを元に10回の生成でカタカナ語を作ってみると……

アルキー
ササササング
アルフト
サイズ
ダンパット
バード
……な、なんだろうこれ(??)
「
ササササング」なんて、確かに私では思いつかないネーミングだ。
今度は生成回数を1万回で挑戦!
……終わりませんorz どうやら時間がかかるようです。
100回だと
タカナ
ダング
カング
メンストウォックラ
チャット
ダンスト
タカタカナ
メースト
キート
テナンテス
1000回だと、
キージュアット
キード
バーボート
アット
アルブログ
アルフト
タード
メンド
ノーボーボード
バード
ダングルファベップ
タインスパット
キート
アルファベップ
という結果になりました。1000回生成だとかえって、元のカタカナが分かりやすくなっている気がします。
「メンストウォックラ」なんてどのカタカナを元に作られたのだろう。。
■リンク
「命名ヤギさん」
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se387841.html
- ソフト
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2006/01/19 Thu 23:09:32
現在の私が感じる漢直の長所と短所を纏めてみました。
◇短所◇・他配列と比べ、覚えるまでの時間が多く必要となる。
・習熟するのにも時間がかかり、慣れるまで漢字を早く打てない。
・ソフトやアプリなどに依存的になる場合がある。
・漢字が思い出せない時に思考が中断される。
・変な入力間違いをしても気がつきにくい。
・頻度の低い漢字はメンテナンス(定期的な復習)が必要となる。
・「あいうえお」が二打鍵になる。
・一般的なタイピングソフトは使えない。
◇長所◇・誤変換にまつわるストレスが無くなる。変換後のチェックが必要ないし予期不安もなくなる。
・変換等を行う為の文節区切りを考えないですむ。
・Enterキー(確定)や変換、無変換動作が必要ない。
・「変換」「無変換」「確定」「シフト」「カタカナひらがな」などの機能キーが空く。ここに好きな機能割り当てると、快適です。
・メモ書きの時などは簡易速記がわりになる。……例えば「簡易速記」と書く所を、「簡速」と打ったりするのが簡単に出来る。
・コピータイプ時はとても楽ちん。
・全体的に「ノイズが少なくなる」傾向。
◇どちらとも言えない◇・上達曲線が頭打ちにならない。終わりが半永久的に無い。
・発音と打鍵数が一致しない。
・音(内語)が薄くなる。聴覚野が半分眠るので頭の中が静かになる。
・簡単に、自由に配列を変える事が出来るせいで、配列オタになりやすい……(かも)
・漢字にちょっと興味が出てくる。
・指の動きが少なくなるせいなのか眠くなりやすい(奏コード使用)
※
日によっての変化があるのは、
・漢字の復習……とても面白く感じる時と、飽きる時とがある。
・やや右脳的(イメージ的)な打ち方になる……書く内容や用途によって、合っている時とそうでない時がある。
――この二つは大いなる長所と感じたり、または重荷と感じる事もあり、日や状況によって一定しないです。
でもまあ基本的には長所かな、と思っています。
どちらも「過程」の段階なので、安定してないのかもしれません。
- 漢直とは
-
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2006/01/19 Thu 19:48:07
ATOK presents 全国一斉!日本語テスト
http://www.atok.com/nihongotest/面白そうなので私もやってみましたー。結果は73点でした。
漢直を使っているうちに、知らない間に日本語能力が上がっていたりして……とちらっと期待したのですが、その気配は全くありませんでした。当たり前か。。(笑)
2月28日までやっているそうです。
- 日常
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2006/01/18 Wed 20:52:51
「パソコンのキーボードの記号の読み方」を読んでいたら、知らなかった読み方が沢山ありました。
#は「井桁」(いげた)という読み方があるとか。
& はアンパサンド
< 左アングルブラケット、小なり
[ は
角かっこと読むのか。なるほど……。
今までかなり適当に言ってたものね(^^;;)
キーボードでの記号の出し方も説明してくれています。
- 日常
-
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2006/01/18 Wed 00:16:12
《過去練習日記》
漢直の練習もかねて、細かく日記を書いてるわけだけど、なかなか面白いね。
無駄が多いのが良く分かる。
何かを始める時に無駄が多いのは当たり前なので、仕方が無いんだけどさ。
何回も繰り返す事には何の意味があるのって、飽きやすい私は時々思ってしまったりもするけれど、やはり何回も繰り返す事により、物事は洗練されていくのだなと思います。
さてさて……。結局、ペースは落とすしかないみたい。
何かを始めようとする時は、たいてい体力とか健康が邪魔をするよ。悲しい……。
自分頻度なので、「健康」も「邪魔」も二打鍵で打てるぞっと。
そういう風に、ある程度の漢字は打てると思って、納得するしかないのかな。
っていうか、何でこんなに疲れるんだろかと思ったら、三打鍵になると打鍵数が増えるからだね。
そりゃ疲れるのも当たり前です。
そんな事も考えずに計画を立てちゃったよんっと。
二打鍵よりも、同じ指ばかり使うというのも大きいようです。
そんなに焦らないでもいいのかも。焦るのは私のお家芸なので…。
継 qtk……カトクを継ぐ
とかねっ。
本当連想って楽なんだけどなあ。でもあの変なモヤモヤする感じはもう嫌なので、仕方が無いです。
平仮名の配列が変わると、カタカナも代わる。そして漢字も追い出される。
今までに50以上の漢字の場所が、実際に打ってみてから変わりました。
そりゃ2500個から考えれば50なんて少ないけど、冷静に考えれば、また一つの配列をおぼえ直すのと、同じ手間ではないか。
ああ、私のばかばかばかばかっ!
さっきも「
覚」は、バリバリ憶えてたのに、また追い出されて難民漢字になってしまった。
一体このむなしさをどこにぶつけたら良いのだ。
辛い……。
もう憶えてしまっている漢字を移動するのは、とても辛いです。
これは本当に辛い。漢直の配列を考えるのは無間地獄だね。
漢直の漢字の配列が機械的なものが多いのは、そうしないとやってられないからだったのですね、と、今しみじみと思うのでした。
漢字を交換するためにピックアップ作業をするのですが、その時漢字の位置をアルファベットで書いてます。
一番早くて分かりやすいから。
新しく漢字の場所を割り合てたら、新規の場所も、ササッとアルファベットでメモします。
その瞬間にアルファベットを記憶してしまって、頭から離れなくなる事があり困ってます。
3~4割の漢字がその被害にあっています。
せっかくアルファベット連想を無くすために交換したのに、新しい位置をまたアルファベットで覚えたら、一体何のために私は交換しているのだか。
どうしよう……。
しかしメモするのに、アルファベット以外で書く方法が見当たらないよ。
いちいち配列表を書いてられないし。
指の場所で書くとか色々試したんだけど、どうにもまどろっこしい。
はあ……、どうすればいいんだろう?
配列表は場所をとるので、膨大な漢字のピックアップ作業にはとても向かない。
候補をいくつも並べて書いたりするし。
結局、アルファベットで続けていくしかないのかなあ。うう。困りました。
早く全ての配列表を書いてしまい、記憶の上書き作用を期待するしかない。
しかし、アルファベットとビジュアル表は、記憶される場所が違うらしく、簡単には上書きされ無いのであった。
あーあー……。
どうしよう。本気で困ったな。
あと同じ悩みなんだけどPSSエディターに登録する時、一纏まりを「
LN LH」などと問題集名に書くと、そのアルファベットが頭に入ってしまって、問題を解いている時にもアルファベットが浮かぶ時がある。
これも何とかしようと色々試したのだけど、結局アルファベット以外で書くと、何が何やら分からなくなってしまい、現実的ではなかった。
例えば、
「右 中段 小指 3、下段 4」とか試したけど、わけわからんわ。
ああ、アルファベットの呪いはまだ解けてなかったのかー。
アルファベットは、日本語とは別メモリなんだよね。
ならアルファベットではなく、JISかなの平仮名で場所を書いたらどうか。
しかし平仮名だって漢字とは別メモリでは?
アルファベットの代わりに、平仮名がチラつくだけなのでは。
そうでなければ、カンテックやラインプットが存在してるわけないものね。ふう。
というよりも平仮名のほうが覚えやすいみたい。
試しに「
LN」ではなく、「
りみ」って書いてみたら、凄い覚えやすさだよ。りみりみ心の中で言っちゃうよ。一発KO。
練習しないで良かった。。。恐ろしい……。
そうだ、「
木を見て森を見る」配列表で書いてけばいいのかな。おおー、それはいいような気がしてきたぞ。
しかし2打鍵はともかく、3打鍵ともなると見辛いし面倒で……。ぬぬぬ。
んじゃ妥協案として、覚えやすい2打鍵の漢字を変更する時だけ、って事にしとこうかな。
しかしpssの問題はこれでは解決せず。もう、根性でアルファベットは頭から排除するのみだ。
……今、木を見て森を見る配列を見てみたんだけど、なかなかいいね。
でもこの配列表、見慣れてないからクラクラするよ。そのうち慣れるか。
アルファベットよりはいいかもね。
ああ、最初からこうしておけばよかった。もう割り当ても終わっちゃいますよう。
この配列表、場所もとらないし良いんだけど、これを見てると結局、アルファベットが思い浮かぶ。何故だろう。
きっと、完全に
「絵」で覚える事が出来ないからだろう。
”
木を見て、森を見る”とやってると、その場所がアルファベットでこの位置だ、と頭が変換してしまうみたい。
この配列表自体が、変換作業を必要とするからではないか。
という事で、結局この配列表も諦め、私は自分の配列表をひたすらセコセコと書いていきます。。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆補足
アルファベットの問題は、漢直中は常につきまとっていました。
でも私以外には、それ程話を聞かないような……?
結局、他に考えも浮かばなく、配列はアルファベットでメモをしながら考えていきました。
この頃は暗記モードで集中力があったのですが、そのうちに飽きてきてアルファベットまで覚える事は無くなり、問題は自然に解決されました。
- 漢直練習日記
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2006/01/17 Tue 20:06:24
昨日書いた「KartOO 」で検索をしていたら、こんなサイトを見つけました。
http://www.virtualdevices.net/ 仮想キーボードの他に、仮想ダンスパッドや、仮想音楽キーボードまであります。
仮想キーボードの写真を見ると、モニタの上に取りつけられている装置から、光が出ているようです。色も青白い光でとても綺麗。
これは欲しいなあ……。
仮想ダンスパッドや
音楽キーボードも珍しくていい感じです。
ただ長時間机の上でキーボードを叩くとなると、指の関節に負担がかかるような気はします。
そういう意味で実用的なのは、携帯向けの仮想キーボード(The Portable Virtual Keyboard)かな。写真を見るとPDA本体から光が出てるっぽい?
となると余計な荷物が増えないので、便利そうです。
http://www.extremetech.com/image_popup/0,1694,s=201&iid=15996,00.aspにも写真がのっています。これは同じ物なのかな。
あとどれくらい経ったら、こういう仮想キーボードがつくのが当たり前になるのだろうか。まだ想像出来ないです。
- 日常
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2006/01/17 Tue 01:33:28
「KartOO」が日本語名に対応したそうです。
「KartOO」は、検索結果がマッピング的に表示される検索エンジンです。
似た情報があるサイトは、相関情報のつながりが線によって表現されます。

例えば、「keyboard」で検索すると、piano、music、download、windows macroなどのいくつかのカテゴリが島のようになって表示されます。
左側にはフォルダ状でトピックが表示されます。
日本語で検索してみたら、日本のサイトはヒットしませんでした。
漢直などで検索すると、禅のサイトがヒットしたり……。
なので無難に「keyboard」で検索してみました。ergorestつながりのサイトを見ていくと、面白いキーボードが色々とヒットします。downloadとつながりがあるサイトを見ると、ソフトがヒットします。
うーん、面白い。
ちょっと気になったのは、
http://14ushop.com/ergorest/usb9-ospk.htmlぎざぎざの歯車みたいなものがついてるよ! かっこいい……。
http://www.simtel.net/product.php?url_fb_product_page=72627キーボードやマウスを押すと、3D sound効果を出せるソフトだそうです。シェアウエア。微妙に気になる。
http://www.colorpilot.com/download.htmlこれもタイピングの音が出ます。「Home Typist」はフリーです。変換やBSを押すと違った音が出るのがいいです。
■リンク
「KartOO」
http://www.kartoo.com/
- 日常
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2006/01/16 Mon 21:56:18
復習だけだと飽きてくるので、新しい漢字も少し増やす事にしました。
奉咳其喰薮 □1□□□
腸阿航盆詠 2□□□□
殖墨榎蚊郊 □□□□□
1が一打鍵目、2が二打鍵目、漢字の場所がそれぞれの漢字の三打鍵目の位置です(一打鍵目と二打鍵目は共通)
これ覚えても、一年に一回打つかどうかもあやしい………。
ううむ。本当に日本語は、同音異義語が多いでござるね。
この新しい漢字はなんの統一性もないから、練習していてむずむずしてきます。
すいかとおはぎと納豆を同時に食べているような気分です。うぷっ想像してしまった。
「蚊」なんて覚えてどうしろというのだ。
もしかして一生使わないかもしれない。その為に覚える。酔狂でいいね。(ほんとかい)
ところで漢字を割り当てていたら、変わった字を発見。
畄
なんですか、この字は……。ドキドキ。
TUTではちゃんと打てるようになってる? もしかして私の知らない所で、有名な漢字だったりして。
- 日常
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2006/01/15 Sun 22:23:30
なんとなく「忘却曲線」について調べてみたり。
記憶と忘却の時間的関係を測定するために、「子音・母音・子音」の意味のない3文字綴り(「YUK」「MEV」のようなもの)を暗記し、一定時間経過後、どの程度思い出せるかを実験によって調べた。
「復習が大切な理由」より
――エンピングハウスの実験はTUT系の無連想三打鍵とよく似てますね。という事はこの実験結果は、参考になりそうです。
記憶率は20分後で58%にまで落ちる。
1日後に覚えている確率が、26%。。
1週間後(7日間後)には23%。
1日後と1週間後では、ほとんど割合が変わっていないというのは驚きです。
最近は、また漢直練習に少し飽き気味だったり……。本当はコンスタントにやれたらいいのだろうけどねえ。
少し話はズレますが、三打鍵の漢字の練習の場合は、「二打鍵目」の場所が同じ配列をまとめて練習すると、覚えやすいような気がします。
真ん中の打鍵が共通すると安定するので、一打鍵目と三打鍵目に注意がいきやすいようです。
- 漢直色々
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2006/01/15 Sun 01:01:30
《過去練習日記》
漢直の長所の一つは、機能キーを使わない所ではないだろうか。
変換も無変換も、シフトもcapsもカタカナひらがなキーも、みんな使わない。空いている。
去年はこの空いた機能キーを使って、速記もどきをやろうと試みていたのですが、今回はもう少し現実的に。
カーソル移動や、シフト選択、ランチャー機能などを当てはめてみました。
ここまでやると、もう漢直以外には戻らないという覚悟が必要になるねー。
とか言いつつ、去年はしっかりとQWERTYに戻ってましたが。
マウスのチクチクで手が限界に来てしまった。
配列表を半自動で書けるマクロでも書いてみようかな。
では、マクロをかいてきまーす。
……出来ました。たくさん時間がかかって、もうこれだけで疲れてしまった。
んーーーー(伸びっ)
これで労力は3分の2に減少ってところかな。ふう。
05/06/13
□□□□□ 篇紹墨潔暫
□□□□□ 泰埋乃戒縄
□□□□□ 銑菩甫惟鞍
こういうのを分解して、
□□□□□ □□□潔□
□□□□□ □□□□□
□□□□□ □□□□□
こういうのを15個作るマクロを作ったのですが、なかなかいいね。
右へのマウス移動が無くなったので、だいぶ楽になりました。
しかし一週間前と違い、疲労が蓄積されてるので遅々として進まず……。
疲労もだけど、正直非常に飽きるんだよね、表を作るのって。
もはや暗記よりも、配列表との熾烈な戦いになってきました。
仕方が無いなあ。もう少しマクロを作ってみるかい?
二打鍵目の「tgbvyhnm」も限定されてるわけだから、それを利用して、えーっと。
という事で、マクロを作りましたとさっと。
これで、1700×1になりましたので、良しとしましょう。
なんか、眠くなってしまいました。漢直をすらすら打てるようになると、いつも眠くなる。。
それは欠点なのか、長所になのか。微妙な所だね。
本当に肩が痛くなってしまったので、EVE A錠を飲みました。
こういう事で薬を飲むのは良くないね。
自分の身体にごめんなさい。
昨年も漢直練習で、全く似たような状況になったような。
人間は身体よりは頭脳の方がずっと活動が速いと思う。
という事は、将来、サイバーパンクみたいに頭脳が回線につながって、身体とは別行動を起こせるようになったら、一体どうなるんだろうね。
何か副作用みたいなものが出てくるのでしょうか。興味深い所ではあります。
もしも叶うなら 肉体という
ハードウェアからも 軛 解き放つよ♪
とり合えず歌ってみたり。
くびき……。むむむっ。奏コードには無い漢字ですね。どきどきどき。
今回の漢直で、またクラッシックが好きになったかもです。
今はオネゲル。バイオリンってだ~い好き。
ピアソラも最高だね。ブラボー!です。ピアソラも聴き終わったので、何か似た感じのはないかなあ。
葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」でも。ああ、これは燃える曲だね。
……でも暗記には向きませんでした。クラッシックに戻りましょう。
んで練習は休憩して、今は配列方面のサイトを見ています。
なんていうか配列方面って、地に足がついてそうな人が多いよね。
そういう性格の人が、配列に興味を持つのでしょうか。
確かに配列というのは、足場固め、という感じではある。基本からというか。
では、私って一体何なのだろうか……。
まあいいや。(こればっかり)
一人言ブログではなくて、きちんと相手に伝えようという、意志や気くばりを感じる。
これも配列というものの、一つの特張なのかな。
ん? 特微……。あ、特徴でした。やれやれです。
漢字も練習しないと、問違っちゃうねえ。
(☆補足 言ってるそばから、間違うの「間」がまちがってるよ。。)
今はどれくらいのスピードが出ているのかな。
ちょっと計ってみようかな。おお、計ろうとすると緊張してしまいます。
――計ってみました。一分間に224打鍵でした。ま、こんなもんであろう。
■最近の変化
1 漢直を打っている時はクラッシックが聴きたくなった。元々私は打ち込み系の音楽を好んでいたのに、いきなり変わってしまった。
2漢直をスムーズに打てていると、眠くなりやすい
……という変化が出ている。これは右脳優位と関係があると思う。
日本の漢字は、右脳で処理されているそう。だから日本では漫画が発展したという説もある。
それが本当かは分からないけど、漢字が右脳処理というのは納得出来ます。
おおおお、昨日作ったマクロが、今日になってとても楽だ。有難とう昨日の私。
これなら頑張れば書けるという気がしてきたぞっと。
- 漢直練習日記
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2006/01/14 Sat 19:44:44
Tastieraさんに教えて貰ったのですが、Yahoo!インターネット検定で 百人一首タイピング大会をやっているそうで、早速自分もやってみましたー。
http://cert.yahoo.co.jp/feature/newyear_2006/申し込みをすると、すぐに参加出来ます。
大会参加にはYahoo! JAPAN IDが必要となります。
結果は、得点 : 633.42点 ミス文字数 76文字 、WPM 53.000
なので、一分間に265文字という事になるのでしょうか?
ふえー、やっぱり前に比べると落ちているようです。
送り仮名が現代と違っている所も、難しかったです。ミスしまくりであせっちゃいました。
お年玉プレゼントもやっていてA賞はiPod nanoだそうです。
これは抽選であたるので、どんな結果でも可能性はあります!
- 日常
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2006/01/13 Fri 23:30:44
PSSの検索機能は、普通に検索しているだけなので、好きなURLを入れると、自分の好きな検索エンジンで問題を検索出来ます。
その中でも面白かったのが、livedoorの未来検索です。
http://blogimage.livedoor.com/search?keywords=にすると、辞書検索が出来ます。
そうすると国語辞書との一致の結果が出るので、どういう単語や言葉に使われているかが分かります。
http://sf.livedoor.com/search?q=で、ブログの検索をしても面白そうです。この場合、単語練習の時などにいいかなあと。
他にも色々な検索エンジンが使えそう。音楽とかもいいかなあ。ニュースとか。
もう少し色々試してみようかなと思います。
- P-Study System
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2006/01/13 Fri 20:40:38
NIK-Codeで検索していたら、きゅうり配列の作者狩野宏樹さんの文章(テープを起こしたもの)を見つけました。
http://khdd.net/kanou/im/ime-ws-2/s2kanou.txt主にきゅうり配列を作られた経緯や、Sky配列や中国の入力方法、NIK-Codeや漢直など配列全体について話されてます。
日本語入力システムについてのワークショップで話したものだそうです。
左右交互打ちの醍醐味といいますのは、
慣れてきますと左手が動いてる間に右手が
あの前の打鍵から次の打鍵に動いて、
で右手が打った瞬間に次に動いているという
左右のスケジューリングが独立に、同時に行なわれている
とあの、早く入力を可能にすることになりますので、
という表現がうまいなあと感じました。スケジューリングかあ……。
右と左手のどちらが先になるのかや、拗音についてなど、深い話題があります。
■リンク
狩野宏樹のデータ置き場――フォントや日本語入力関係などについて色々あります。
- 配列関連
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2006/01/12 Thu 23:38:00
「魂の叫び」さんで、『百人一首DA!』 という百人一首タイピング・ゲームが公開されてます。
一月一日に公開しているのがすごい。、もっと早くに見つけられれば良かったなあ。
上級になると、百首全部に挑戦出来ます。ミッタッチ率や、かかった時間などが最後に表示されます。
「雨ニモマケズタイピング」宮沢賢治の「雨ニモマケズ」でタイピングが出来ます。
他に、カルルブッセの「山のあなた」(これ好きです)や、中原中也の「汚れつちまつた悲しみに」があります。ランキングに参加も出来ます。
どちらもよく作られていて、Web上で手軽に出来るのがいいですね。
- 日常
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- みのりです。このブログは漢直に関する話題を書いています。taffy632@yahoo.co.jp
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(ファイルやタイピング動画があります)
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