2006/06/12 Mon 21:12:44
P-Study SystemのVersion 8.1.0 正式版が公開されました。
色々と機能が追加・修正などされてます。
私が最初に目をひいたのがスマート画面での学習時間グラフ表示機能で、どれどれ? とさっそく使ってみました。

おお~、こんな風にグラフで出てます。最近また漢字をどんどん忘れつつあるので、この学習時間グラフを横目で見ながらまた漢字練習をしようかな。。
他にはオプション設定に「高度な機能」がついて、
オプション設定の書き出し・読み込みが出来るようになりました。
これもいいですねー。たとえば自分が漢直練習と英語の練習をPSSでやる場合、設定をかなり変える必要があるので、そういう場合に設定を読み書き出来たら楽なはず。自分では今まで思いつかなかったけど、あれば活用しそうな機能です。
他には学習進行状況のリセット機能もこれから使いそう。
ついでながらに書いてしまうと……最近一つ希望なのは、PSSの学習画面で現在練習(表示)している問題のみを削除する機能があったらいいなあと。今は「編集」→「現在表示している問題のを編集」機能を使って、問題と答えを書きかえて代用しています。
この機能もとても便利なのですが、完全に問題を削除する事が出来ない
ので…。まああくまであったらいいなあという希望なのですが(^^;
最新版P-Study System は「
たっけのほーむぺーじ」 からダウンロード出来ます。
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2006/04/18 Tue 21:29:36
単漢字ごとの練習にも限界を感じてきたのと、もう少し丁寧に練習をしたくなり始めたので、単語ごとの練習も始める事にしました。
単語練習は一番バランスがいい気がするのですが、いい問題集が作れないので、今まであまり手をつけてませんでした。でも今回は、このソフト! KH Coderを使って自分の頻度からの単語練習問題を作ってみます。(☆KH Coderについては
過去の参照記事)
KHCoderのいいところは、「分かち書き」、つまり品詞ごとの形で認意の文字を含む単語を取り出してくれるので、きちんとした日本語の形でデータを扱えるところです。
それに、特定の品詞を結索結果に含めないことが出来たり、コンコーダンスで、認意の文字が使われている文脈を取り出したりも出来るので、多彩な問題集の作り方が考えられます。
で、チャレンジ。まずは自分の文章をかたっぱしから一つのテキストに集める。
それから、「前処理の実行」をするのですが、ここでエラーが続発してしまった。
どうやら集めたテキストにUnicode文字が混じった事が原因のようです。タグなどで長い文字列があってもエラーになります。
それらを何とか取り除いて、再開。まずは正解率の悪い二打鍵漢字を、抽出していくことにしました
。「活用形を表示」のチェックを外して実行。
こんな感じで結果が出ます。

――「覚」の抽出結果です。
この作業は非常に楽しいです。上のキャプチャの検索結果はわりと普通だけど、かなりかたよった検索結果が出ることの方が多く、こんな単語を書いた事あったっけ? とか、あーなつかしいなつかしい、とか。
どんな文脈で使ったのかを知りたくて、左下にある「コンコーダンス」を押して確認してしまう事もしばしば。すると断片的に過去が蘇る……。
KHCoderの長所の一つとして、最初に「前処理の実行」をしたあとは、大量のファイルでも短時間で検索結果を出してくれる点があげられます。10Mあるテキストファイルでも、詳細な分析結果が出るまで、およそ1~2秒くらい。次々に気軽な気持ちで検索出来るので、配列とか関係ない人でも、このソフトで自分の文章を試してみたら面白いかな? と思います。
抽出した結果はエクセル形式でコピーされるので、楽にPSS問題形式に加工出来ます。

練習中の様子。あやっぱり単語ごとだと打てないのが多いなあ。
今のところは特定の漢字ごとにやっているけど、全体的に頻度の高い品詞から練習をしてもいいかもしれない。

――これは「漢字」の連関規則。練習問題には使えなそう? だけどつい色々試してみたくなってしまう。
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2006/03/18 Sat 22:33:18
P-StudySysten にLearning Assistantというソフトが出ました。(☆リンク
http://d.hatena.ne.jp/halts/)
ボタンを押すだけで自分のPSS練習成果が出せるようです。ブログの他にも日記などに貼ったら、自分の練習過程が分かってやる気が出るかも。
試しに自分のこの一ヶ月の結果を出してみました。ポチっと。(楽ちん)

2006-02-18(土) 22:12:34 から 2006-03-18(土) 22:12:34 までの学習記録
使用問題集 : 奏コード/中間でまとめ/06M
学習モード : タイピングモード
学習時間 : 1時間01分39秒
1時間01分39秒 [タイピングモード]
正答率が 90 %以下の問題数
174(+ 45)↑[タイピングモード]
正答率が 70 %以下の問題数
149(+ 20)↑[タイピングモード]
正答率が 50 %以下の問題数
114(- 15)↓[タイピングモード]
記憶レベル
進行状況 :
[5回目] 120/181 [タイピングモード]
――これは、真ん中が「Mキー」の練習問題の結果です。
だいたいこんなものなのか……。やっぱりもう少し練習しようっと。。。
ちなみに他の問題集、たとえば「真ん中がHキー」の問題集で解析してみると、
使用問題集 : 奏コード/中間でまとめ/04H
学習モード : タイピングモード
学習時間 : 28分45秒
28分45秒 [タイピングモード]
と、練習時間が半分しかなかったです……。
真ん中(二打鍵目)のキーは「TYGHVBMN」とあるのですが、Hが一番練習時間が少なく、下段の「VBMN」キーは間違えやすいためか、練習量が倍近く増えてました。上段がその中間くらい。
やはり押しにくかったり間違えやすいキーは、如実に練習時間に反映されて練習時間が増えてますね。
PSSは最近Concordancerも出て、試してみたらとても便利そうなので、もしかしたら漢直でも何かに使えるかな? と考え中です。
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2006/02/09 Thu 00:20:42
PSSの練習問題を作るパート2です
■morogramを使うmorogramを使い、自分の文章からn-gram(文字の連なり)の頻度の高いのを出して、練習問題にします。
2文字、3文字、4文字、5文字、と、慣れるに従って多くしていくのがおすすめです。
morogramの使い方は
http://taffy632.blog24.fc2.com/blog-entry-152.htmlに書きました。
・morogramの結果は、tsv(タブ区切り形式)で出力されるので、tsvが読めるソフトで読み込むと、データを楽に扱う事が出来ます。
・CsvCargo2には「文字コードを指定して開く」があるので、UTF-8形式を選んで開きます。
・文字列ソートをして、記号や文字化け部分は削除します。
・次に文字の頻度が高い順に並べかえます。(数値ソートを使います。)
するとこんな風になりました。

あとは平仮名の列をコピーして、
前に書いたようにPSSの問題に貼りつけて置き変えます。
実際には、2文字よりは、3~5文字くらいを練習した方が効果があったかな? という気がします。
■漢直Winデータを使う漢直Winには
統計機能オプションがついています。それを使うと、
kwstat.txt
というデータが出来ます。
このテキストには、一つの文字について、「漢直Winで打った回数」と、「交ぜ書きなどの機能キーを使った回数」が出ます。
kwstat.txtもタブ区切り形式なので、CsvCargo2で読み込めます。(コピー&ペーストでも大丈夫です)
たとえば、「機能キーを使った順番」に数値ソートをすると、よく使うのに自力では打てない文字が分かるので、練習問題にいいのではと思います。

――この二つの方法で練習問題を作るのは、どっちもやった事がありますが、特に通常の文章を滑らかに打ちやすくなりました。おすすめです。
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2006/02/04 Sat 08:44:32
P-Study Systemがついにver8.0になりました。抽出機能が新たに実装されています。この機能を使って何か出来ないか、考え中・・。
そして今日もPSSネタを。
■MS-IMEでの登録単語を練習問題にする・プロパティ→辞書ツールを開きます。
・場合に応じて、ツール→抽出で、出力したい単語を抽出します。
・ツール→一覧の出力で、登録単語を出力します。
・出力されたファイルは、拡張子が「txt」になっているので。これを「tsv」(タブ区切り形式)に直します。
・tsvが読み込めるソフトで読み込みます。(
前に紹介したCsvCargo2など)
・漢字の列を選択してコピーします。あとは、
前記事のように既成の問題集に貼りつけて置き換え、PSSEditorでインポートします。
――漢字の列をコピーしないで、平仮名の列をコピーすると、平仮名の練習問題が作れます(漢直以外にも向いてるかも)
■Atokのシステム辞書の単語を練習問題にする(☆追記 以下の方法はAtok2005以前バージョンのみで出来ます)今度はAtokのシステム辞書でやってみます。
・辞書ユーティリティーを開き、システム単語にチェック。適当に範囲選択(あ~い)します。量が多いので、選択範囲を広くとらない方がいいです。出力します。
・出力したファイルの拡張子をtxtから、tsv(タブ区切り形式)に書き換え。
・tsvが読みとれるソフトで、読み込む。
・整列させて、漢字をそろえる。
・自分が練習したい範囲の漢字を、選択。コピー。
・PSSの練習問題の一つをcsv形式でエクスポートしたものに、ペーストして置き換え、問題を作る。
・PSSEditorで読み込む。
・ざっと見て、打てなそうに無いものは削除。(この作業はEditorで読み込む前に、tsvを読み込んだアプリ、CsvCargo2などの抽出機能を使ったりして行う方が楽かも)
――この方法は、自分が打てそうもない漢字が沢山入ってくるので、あまり実用的ではない? 気もします。でも一応、こういう事も出来るという事で。
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