2006/02/09 Thu 23:18:29
新しくかえた平仮名の場所が、スムーズに打つ事がなかなか出来なくてストレスがたまってます……。前の場所を打ちそうになってしまう。
ふと漢直を初めたばかりの事を思い出しました。
私は最初に、あのTコードの平仮名ストローク表を見たとたん、これを使うのはありえない!と感じました。「漢字を無連想で覚える」ことよりも、「平仮名を無連想で覚える」苦労の方に、躊躇した記憶があります。
漢字を無連想で覚えるのは、未知の領域だったので想像力が働かなかったし、「未知の領域」なので、それはそれで面白そうという好奇心も生まれました。
でも平仮名を覚えるのは、「覚え直す」というありふれた作業と、無連想二打なんて大変に決まっているという先入感(まあ実際に楽ではないけれど・・)が交ざり合い、漢字よりも平仮名に拒否反応が出たのだと思います。
漢直を知った時に、1000の漢字の暗記よりも、100の平仮名の暗記をする事に躊躇する人は、意外と多いのかも、という気がします。
漢直の場合は、どうしても漢字の方に目がいきがちだけど、実際に使ってみても、結局は平仮名がすらすら打てる事が、第一に大事だなあと実感しています。
だから、もっと平仮名の覚え方のHowToも色々と出て来たらいいなあと。
自分でも考えたりしてみようかな、と思ってます。
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2006/01/19 Thu 23:09:32
現在の私が感じる漢直の長所と短所を纏めてみました。
◇短所◇・他配列と比べ、覚えるまでの時間が多く必要となる。
・習熟するのにも時間がかかり、慣れるまで漢字を早く打てない。
・ソフトやアプリなどに依存的になる場合がある。
・漢字が思い出せない時に思考が中断される。
・変な入力間違いをしても気がつきにくい。
・頻度の低い漢字はメンテナンス(定期的な復習)が必要となる。
・「あいうえお」が二打鍵になる。
・一般的なタイピングソフトは使えない。
◇長所◇・誤変換にまつわるストレスが無くなる。変換後のチェックが必要ないし予期不安もなくなる。
・変換等を行う為の文節区切りを考えないですむ。
・Enterキー(確定)や変換、無変換動作が必要ない。
・「変換」「無変換」「確定」「シフト」「カタカナひらがな」などの機能キーが空く。ここに好きな機能割り当てると、快適です。
・メモ書きの時などは簡易速記がわりになる。……例えば「簡易速記」と書く所を、「簡速」と打ったりするのが簡単に出来る。
・コピータイプ時はとても楽ちん。
・全体的に「ノイズが少なくなる」傾向。
◇どちらとも言えない◇・上達曲線が頭打ちにならない。終わりが半永久的に無い。
・発音と打鍵数が一致しない。
・音(内語)が薄くなる。聴覚野が半分眠るので頭の中が静かになる。
・簡単に、自由に配列を変える事が出来るせいで、配列オタになりやすい……(かも)
・漢字にちょっと興味が出てくる。
・指の動きが少なくなるせいなのか眠くなりやすい(奏コード使用)
※
日によっての変化があるのは、
・漢字の復習……とても面白く感じる時と、飽きる時とがある。
・やや右脳的(イメージ的)な打ち方になる……書く内容や用途によって、合っている時とそうでない時がある。
――この二つは大いなる長所と感じたり、または重荷と感じる事もあり、日や状況によって一定しないです。
でもまあ基本的には長所かな、と思っています。
どちらも「過程」の段階なので、安定してないのかもしれません。
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2005/09/13 Tue 23:34:41
漢直は、正式には「
漢字直接入力」といいます。一番の特徴は、
”
変換”や”
無変換”を使わないで漢字や平仮名を直接打てる、
というところです。
日本語入力方法は、一般に普及しているローマ字入力や、かな入力、親指シフトなど色々とありますが、どの入力方法も、漢字を変換する必要がある所は同じです。
漢直は、その
変換という作業を無くしてしまった、画期的な入力方法なのですが、あまり(というかほとんど)普及していません……。
漢直は、一つの漢字に、一つの場所(ストローク)が用意されています。
例えば、私が使っている奏コードの場合、「
今」は
SD、「
日」は
JKを打つと、入力されるようになっています。なので、「今日」と打ちたい場合は、SDJKと打つ事になります。
「
私」は
ASで入力されるので、今まで六打鍵+変換だったのが二打鍵ですむ事になり、だいぶ楽になりました。
平仮名で「わたし」と打ちたい時は、「わ」はRI、「た」はDK、「し」はSJ のように、また別の運指で打つ事になります。
このように、一つの漢字に一つの場所がはっきりと決まっているので、誤変換が起こらなく、また「聞」「聴」、「思」「想」などの使いわけも自分の意思で出来ます。
一般に言われている漢直のメリットは、変換後の確認と、誤変換というストレスが無くなる。漢字を早く打てる(よって文章を書くスピード速くなる人もいるかもしれない)。
デメリットは、大量の漢字の場所を覚える必要がある、「あいうえお」も二打鍵になる、などです。(漢字を覚える必要量は個人差があります)
でも、私が漢直の練習をしているうちに、漢直のメリットは決して変換関係だけではないことに気がつきました。また、デメリットも、暗記の問題だけではない事も分かってきました。
その内容を、日記をアップする前に今ここで書いてしまうとつまらないので、 日記をアップし終えてから、また、漢直について、まとめた文章を書いてみたいと思います。
文末になりますが、私が漢直をやるにあたり、参考にさせていただいた所のリンクを上げて、謝辞にかえさせていただきます。ありがとうございました。
「TUT-code Home Page」
http://www.crew.sfc.keio.ac.jp/~chk/index.html……漢直の一つである、TUT-Codeの本家サイトです。
「Home of T-Code」
http://openlab.ring.gr.jp/tcode/index.html……漢直の一つである、T-Codeの本家サイトです。
「増田式キーボード学習法」
http://homepage3.nifty.com/keyboard/index-kb.htm……漢直の一つである超絶技巧入力の作者さんのページ。他の入力方法も広範囲に詳しいです。
「T-code修行中」
http://t.pos.to/tc/……私が使っているソフト「漢直win」の作者さんです。
「T is for T-Code」
http://www.sato.kuis.kyoto-u.ac.jp/~yuse/tcode/……漢直winの最新版がダウンロード出来ます。
「m(as)m: home position」
http://www.asahi-net.or.jp/~QX5S-MSMR/index.html……漢直の一つ、G-Codeの作者さんです。情報も充実しています
「Let's type with tut-code」
http://www.geocities.jp/ken1noguchi/TUT-CODE/……TUT-Codeについて、表も使って見やすく整理されて書かれています。
「漢直をぼくの手の上に」
http://www5.airnet.ne.jp/thepond/html/favorite/kanchok1.htm……漢直の種類や、メリットとデメリットが分かりやすく書かれています。
「世界一過激なキーボードカスタマイズ」
http://www.m17n.org/ntakahas/npx/aggressive/aggressive0.ja.html……アルファペットで表した配列表や独自の拡張表があります。
「User Interface Enhancement」
http://www.h5.dion.ne.jp/~y_hagiya/index.html……子音から先に打つというphoenix配列があります。
「ロストアワー」
http://hp.vector.co.jp/authors/VA021953/kanchoku/……部首からの連想で漢字を配列する雷コードがあります。
「漢直系鍵盤配列に関するリンク集」
http://www4.atwiki.jp/japanese_keyboard_layout/pages/7.html漢直の種類が歴史順に並んで、リンクされています。その他の配列関係へのリンクも豊富です。
「キー入力入れ替えソフト「姫踊子草」情報頁」
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011751/software/himeodorikosou/……タイピング練習ソフトに対応している「繭姫」で漢直を使えます。TUT-Codeのデータがついています。
「窓使いの憂鬱」を使って T-Code 入力してみる」
http://homepage3.nifty.com/songs/tcode/mayu/……窓使いの方へ。
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